2008年リーマンショックの頃、
日経新聞を買ってスキー場に行く新幹線に乗り込んだ。
「クリスマス誰もいない苗場スキー場」記事読んだ。
スキーブームの頃はリフトは行列、
帰りは苗場から東京まで渋滞したらしいが、
ブームが去って景気も悪くスキー場は閑古鳥。
その頃、旅行会社で見つけた北海道スキーツアーのパンフレット。
え?こんな安いの!ってのが、北海道の雪山に行き始めたきっかけ。
行ってみたらリフトも待つ事なく、たくさん滑れるしイイじゃん。
誰だって並んでばかり混んでるスキー場は嫌だよね。
それまでスキースノーボードは何度か経験があったが、
道具を買って遠方の雪山に通うのは金銭的に無理と思ってたから。
時はスノーボードが主流になっていたが、
なぜスキーにしたかと言うと、
シーズン終わりに神田のショップに行けば、スノボに比べ道具が割安感。
性格が面倒臭がり、かつ「せっかち」
スキーならゴンドラ乗車以外、はきっぱなし、
多少の登りもスケーティングでスイスイ。
今のファットスキーなら林間パウダー~春のシャバ雪まで滑れちゃう。
どっちにせよ若い頃に、そこそこ滑れるようになっていて良かった。
歳とる毎に友達は減って、子供も大きくなって巣立ちすりゃ、
家族も一緒に行ってはくれない。
休みの日、一人で暇だなぁと思ったら、
ノウハウ知ってりゃスキー場に気軽に行ける。気も晴れて楽しい訳だ。
そこで趣味があう友達でも出来たら最高なんだが、なかなか難しいね。
しかしスキー場の経営も大変そうだ。
日本の少子高齢人口減、趣味の多様化スキー場離れ、
アベノミクスのインバウンドが成功し、顧客ターゲットは外国人観光客に、
スキー場が賑やかになり、明るい未来と思いきや、
新型コロナウイルスで鎖国状態。
振り返れば10年に一度は、経済危機や景気悪化があるし、
その間に自然災害やら感染症蔓延リスク。なかなかスキー場も大変だ。
と、スキー場のリフトに乗りながら、考えました。
ぽかぽか春スキー楽しい。