30代の頃は横浜まで通ってまして、
新橋の金券ショップで「ワイルドブルー横浜」の優待券、
通える位、安値で売ってるのを見つけた。
バブルの頃に完成した人工波が出るプールで、
下り電車で仕事に行くのは気が楽だったし、
ボディボード用のフィンをぶら下げて通勤をはじめた。
だいたい24時間働いて、昼前に勤務開放されたので、
仕事後はプールで波に乗って夕方に帰るという、
我ながら上手い隙間時間の使い方、通勤ボディボーダーだ。
私が始めたのは冬、夜勤明けエッセンシャルワーカーや、
プロボディボーダーがいましたが、ほぼ貸切状態。
ここで塗装工のタイ人と友達になったんだけど、
30歳ながら動きが子供のように活発な人で、
夜勤明けを上手く過ごしていた。
彼は、冬は「ワイルドブルー横浜」でボディボード、
夏は湾岸千葉のスキー場「ザウス」でスノーボードという。
世間のイメージと逆の事をしてれば得!という。
たしかに一度、夏にワイルドブルー横浜に行ったら、
波乗りどころではなく混んでいたから、納得。
夜勤明けで波乗り?大丈夫!?と思いきや、
身体を動かし始めると、仕事の疲れが取れた。
大波タイムは 11時~毎時20分間だけ波が出て 16時まで。
その20分間に、10回近くテイクオフしてたから、
波に乗って上陸したら走る、待ち時間なく再テイクオフ!
(のちに尿検査で、とんでもないケトン体が・・)
(激しい運動で身体が飢餓状態になってました・・)
ケトン体ダイエットなんていいますけどね。。
ボディボードはサーフィンに比べ、軽く言う人がいるけど、
波は動いてるからね、私は難しかった。
湘南や千葉の海で練習したって、上達しなかったと思う。
同じ波がたつプールだから。波の斜面で回転する「スピン」技、
これが出来てから、ボディボードが10倍楽しいものになった。
☆彡私のテイクオフ&フォワードスピン
ビデオを置いて自分を撮った時の写真を。
板と波の斜面を合わせて回転し、
海では、波が立つ沖まで泳がないとならないし、
波が良い時ほど体力を消耗する。
波を捕まえて、乗るのもコツが必要だから。
☆彡「ドルフィンスルー」沖に出る様子はこんな感じ
波が来たら、板を沈めて潜ってやりすごす。
これがないプールは絶好の練習場だ。
ワイルドブルー横浜が出来たのはバブル絶頂期、
テレビのニュースで知って、興味はなかったんだけど。
その後、波乗りしない株主の優待券が出回って、
金券ショップで安く買えて、ボディボードを覚えたのは、
私もバブルの恩恵を受ける事が出来たのかも?
☆彡激しい運動で脂肪燃焼しすぎケトン体が!
尿のケトン体ですがフルスケールで試験紙が真っ黒で、
知り合いの先生が腰を抜かすほどビックリして、
「もう歳なんだから、いい加減にしろ!」叱られた。
「え!?まだ30代なのに歳?泣」
泳ぎが達者なのに、ダイビングやサーフィンで溺れる人、
こういう事もあるのか?
ケトン体がこれだけ出れば、気を失い昏睡状態になるから。
通勤ボディボーダー2か月で、66kgが標準体重のところ59kgに。
まさに身を削ってケトン体ダイエット、危ないな・・
友達になったタイ人の塗装工、本当の海も、雪山も知らず
バンコクに帰っていきました。今も元気かな?