昭和50年代は娯楽も少なく、夏は海水浴が人気で、
皆、皮膚の皮がむけるほど、真黒に日焼けした。
今じゃそんな人、見かけませんよね・笑。
東京南部からなら、千葉の九十九里が近い割に、
海と浜がきれいで、波があり楽しかった。
いつしか片貝海岸でサーフィンを始めた。
かつてイワシ漁で栄えた九十九里町、
漁港が出来るのは、苦労し船を出した町民の悲願だった。
私が始めた頃は、新堤防の延伸工事を開始した頃、
風の悪影響を受けやすい九十九里の波だが、
堤防が風をかわし、非常に良い波がたった。
その後、堤防の延伸で、人造物に砂が堆積を始め砂漠化。
一方、近隣のビーチは砂が浸食を始め、コンクリートビーチ、
66kmに及ぶ九十九里浜の危機は進行中。
自然に見える海を維持するのは、巨額な予算と人の手が必要。
ずいぶん片貝漁港の海に遊ばせてもらったけど、
忘れらない思い出が2つ。
1,秋晴れ、軽いオフショア(陸風)サーファー僅か5人。
面ツルでセット間隔があり「頑張るね!」声かけあって、
あんなノンビリ片貝は最初で最後。
2,ワイルドブルー横浜でボディボードのスピンを覚え、
片貝漁港の、とろ厚、面ツル、オーバーヘッドにテイクオフ
どこまでも続く波の斜面でスピンを何度も繰り返し、
アドレナリン出まくり「ガッツポーズ!」
もうストレスとか、嫌な事は一瞬で飛んでっちゃう。
片貝漁港の変化を見てきましたけど、
キムタクさん静香さん夫妻を、お見掛けした頃を最後、
私は片貝漁港の海に入るのはやめた。
片貝の名が知れて混んできて。
雪山で言えば、混んでるスキー場と同じ。
今もドライブがてら、九十九里の片貝には行くけど。
昔の写真を交え、YouTubeに動画をUPしたら、
多くのコメントを頂き、嬉しかったです。
片貝漁港、多くのサーファーに愛されてたんだね。