成田からサイパンに直行便があった頃、
最終的にツアー代が12,800円に下落。
今も信じがたい安さですが、この話は別途・・・。
この日のサイパン、出発日の朝、家でギックリ腰。
着いた頃は、杖がないと動けず、ダイビングはキャンセルし、
レンタカーで島内を一人でウロウロと。
サイパンの各観光の詳しい話はこれまた別途として、
夕方「バンザイ岬」大戦中の悲話として知っておくべく場所へ、
途中の道端で「焚火かな?」と思っていたのですが。
ここがサイパンの「バンザイ岬」
太平洋戦争で、アメリカの投降説明に応じず、集団自決があった。
きれいに整備されて、一度は行きたい場所ですね。
夕方、バンザイ岬からホテルがあるガラパンへ帰り道、
先ほどの焚火?風下へ向かって広がっていた。
熱帯多湿の島の森、乾燥した草は無いのに、なんで?
夕方で、既にこの辺りに人はいないし、嫌な予感が。
火の勢いはだんだんと増していて、ここで決断!
携帯電話でダイヤル911へ「Fire!Banzai Cliff 」
正確には911は警察で、消防は違う番号らしいが、
そんな事を悩むより電話しなければ。
サイパンの消防署がある「ガラパン地区」から、
最北端のバンザイ岬まで20㎞以上はあるだろう。
ヤバいぞ!火は木に燃えうつる!
30分くらいして消防車が到着した頃は、火は5m以上に上り
消防士さん達が「Oh my god!」と叫びながら、
消火活動をされていたのが印象的でした。鎮火。
しかし乾燥していない多湿で。。恐るべし延焼でした。
火事の原因は観光客の「タバコのポイ捨て」だったかも。
バンザイ岬の森は「ナンヨウショウビン」鳥の住処だったり、
日本人にとって神聖な場所でもあり、
人里離れた森で朝まで延焼していたら、恐ろしくなりました。
ウチはタバコは吸いませんが、火の始末は大切ですね。
ヤバいと思ったら、即座に警察・消防へ連絡です。