私の先輩には、アウトドアの達人が多く、
富士山からスキーで滑るという人から、
夏スキーが出来る「乗鞍大雪渓」の話を聞いて、
7月に「乗鞍岳の雪渓」に行った時の話です。
本当は、乗鞍大雪渓に行くなら5月、今頃が良さそう。
東京から車で中央高速を「松本インター」まで。
そこから山道を1時間「乗鞍観光センター」に駐車。
マイカーで行けるのはそこまで。
環境問題から雪渓までは、アルピコ交通の低公害バスで移動。
車を停めた乗鞍観光センターから、畳平まで往復2500円でした。
バスから雪渓が見えてきました。
1時間弱、「大雪渓・肩の小屋口」のバス停で下車。
既にウエア着て、ヘルメット被って、準備万端でバスに乗ったから、
あとは遊ぶのみですが、あいにく視界悪く7月にしては寒いです。
スキー場ではなく、ただの山なので、自力で歩いて登ります。
晴れて気温が上がって、少し解ければ良さそうですが、
噂に聞いていた、斜面がスプーンカット
そして鋭利な氷が、ところどころに!
さて、どういうコースで滑って降りようか?
せっかくだから、岩を越えて、もう少し上まで登ろう。
完璧スプーンカット・・・とは。
プリンやアイスクリームを「スプーンですくう」と
このような模様が出来ますね。
冬に積もった雪が、春・夏の日中に溶けて、夜に凍って、
繰り返すとスプーンですくったような斜面になります。
7月の曇り空、乗鞍大雪渓の上部ですが、
スキーが接地しない氷のスプーンカットでした。
そろそろと平らな場所を見つけてターン。
転んだらヤバい事になりそな予感・笑
登って滑って下山、醍醐味は最高でしたが、1回でいいかな・笑
滑り終えて宿泊は「温泉・ペンションのりくら」さんへ。
ご夫婦と旦那さんのご両親で経営するアットホームな宿。
梅雨明けしていない7月、乗鞍大雪渓もペンションも
空いていて、ゆっくりと出来ました。
男女別に内湯と露天風呂
にごり湯で、とても良い温泉でした。
スキーシーズンは賑わうのでしょう。
夕食は「箸でいただく」和洋食。
気さくなご夫婦もスキーが好きで、話が盛り上がりました。
奥さんとお話をしましたが、近くのMt.乗鞍スキー場は、
一時は廃止が噂されたり、コースも縮小され、
随分と嘆いておられました。
ウチはトラベルスキーヤーで、東北上信越、北海道に行く事を
話したら、羨ましがられました。
こちらから見れば、自然豊富なペンションを経営されて、
スキー場も近くて羨まししく思いますが・・・、
手作りの美味しいお料理です。
朝食は拘りのパンと手作りジャムを頂きました。
久しぶりにペンションに泊まったけど、
アットホームで居心地は良かったです。