自粛で旅行に行けないので、上海リニアで撮った車窓を見ながら
ビールでも飲むか!「おうち時間」2019年の話です。
前にJR東海の社長が「中国リニアはおもちゃ」おっしゃって、
たしかに技術レベルは違うけど、ちょっと言い過ぎでは?と。
日本のリニアは、超電導現象を起こし、高速時に10㎝浮上。
常に浮上はしていなく、約150km/hまで車輪で走行し
浮上走行に移行したら、車輪を格納。
飛行機のようなイメージだ。
中国のリニアは、磁場が弱い常電導で、常に1㎝浮上している。
JR東海のリニア、超電導技術は凄いとは思うけど、
複雑にして10㎝も浮上?上海のように1cmで良いのでは?
(400km/hを超えると・・怖い・笑)
日本は大きい地震が多いため、10㎝ 浮上しないと、
揺れた時にガイドレールに衝突し危険という。
上海は揚子江の堆積土で出来た街、東京のように地盤が緩いが、
1940年代から今まで、震度3の地震が僅か2回のみ。という。
地震がない上海では、複雑なリニアは不要という訳だ。
常電導はメンテもラクだし、運賃も日本円で約800円という
コストパフォーマンスの点では優れていますね。
上海リニアが痛快な速度で、私は5回も乗ってしまい、
駅の下にある「リニア・マグレブ博物館」にも行ってきた。
ちなみに上海リニアの用途は、空港アクセス列車。
日本なら日暮里から成田空港に行く「京成スカイライナー」
東京駅発ではないが 山手線で数駅の日暮里から空港直結。
そんなイメージです。
乗った感想はアトラクションのように「楽しい!」
400km/hを超えると人によっちゃ恐怖を感じるかも。
飛行機でもこの速度だと、けっこうな高度を飛んでいるから。
実際、日中は300㎞運転で、朝夕のみ最高速で走ってまして、
私が思うに、430km/h運転だと電力消費が凄い事に?
経費の殆どが「電気代」と聞きましたから。
(右カーブ・車体が凄く傾きます)
あと300㎞でも400㎞で走っても、路線距離は30kmだから、
所要時間が変わらない(8分?7分?1分しか変わらない)
電気代も安く、快適速度は300㎞/hなのでは?と推測。
よろしければ、30kmの距離を、431kmの最高速度で
7分で到達する、リニアの車窓をご覧ください。
(上海磁浮交通博物館・ここも楽しい!)
(上海マグレブの車両基地)
日本は上海リニアを悪くいう人が多いけど、
中国・上海は日本の新幹線を褒めてくれてましたよ。
「1960年代から多くの人を運んだ功績・最高速度300km!・?」
少し速度を高く書いてくれた、笑
JR東海のリニアは、静岡の川勝知事が反対してるけど、
過去には、成田新幹線も反対運動で、工事途中で断念。
日本のリニアは完成するのでしょうか?