早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

寸又峡夢の吊り橋 リニア大井川水問題「静岡2」

トンネル工事にまつわる水枯れ、調べると・・・

日本全国けっこうありますね。

静岡県内だけでも、東海道線の丹那トンネル工事では、

破砕帯を貫き、地上にあったワサビ畑の水が、枯れたという。

最近の工事技術なら大丈夫と思えば、

2000年に新東名高速・金谷トンネル掘削で水が枯れ、

手を施したが水は戻らなかったという。


もともと静岡県内の川は勾配がきつく流れが速く

雨が降れば洪水多発で、 

治水で洪水は収めたが、取水制限するほど川の水は減った。

 

JR東海はリニアのトンネル工事で流れた水は、

全量大井川に戻す計画だが、

工事が順調に進んでも、工事中は無理らしい。

 

歴史を紐解けば、静岡県の川勝知事が

これ以上に大井川の水は減らせない

静岡県民命の水」とおっしゃるのも解る気がしますし、

そういって反対されたら、リニアは出来るのか?

 

さて、大井川水系上流「寸又川」には多くの吊り橋があり、

f:id:uminotabi7:20210515210414j:plain

ミルキーブルーの水面が美しい。

f:id:uminotabi7:20210515205851j:plain

足元はこんな感じで細いです「夢の吊り橋」

f:id:uminotabi7:20210515210033j:plain

f:id:uminotabi7:20210515210343j:plain

こういった大井川水系の上流部支流に雨が降ると、

水位が増し下流部で洪水を起こす。

ダムの存在は重要なんでしょうね。

f:id:uminotabi7:20210515210454j:plain

静岡県の川勝知事が、リニア工事反対する訳を探りながら、

大井川鉄道に乗って、大井川水系上流部を散策する旅、

ダムの多さにも驚きますが、訳は道中で発見できます。

一度は行きたい景勝地ですよ。

次は、寸又峡温泉で、泊まった宿のお話でも。続く・・。 

worldwidetraveler.hateblo.jp

日本のリニアにも乗ってみたいし、完成を期待するけど、

過去のトンネル工事による水枯れで、泣き寝入りしてた方も。

便利とは裏腹に、複雑な想いです。