北海道さいはての地 知床半島 奥地「カムイワッカ川」
上流へ 連続する滝壺が全て 天然の露天温泉「野湯」
私的に醍醐味日本一の温泉!(pH1.8 強酸性硫酸泉)
この写真は まだ人がそれほどいない 30年前の初夏です。
ワラジを履いて 沢を登って行くほど 川の湯は熱くなり、
ちょうど良い湯加減で 深い滝壺を見つけました。
となれば 崖の上から飛び込みたくなりましょう・笑
「ぎゃ~!」カムイワッカに雄たけびが響き渡った!
(pH1.8 強酸性硫酸泉を知ったのは最近です)
崖に上にいた 鹿さんも呆れています。
強酸性温泉に飛び込めば 目は開かず 呼吸もままならず・笑
第四の滝壺?どこまで行ったかは定かではないですが、
当時60歳の母も登って行った沢斜面。
上に行くほど 火傷する高温の源泉が湧いてるから・・
どっちにせよ「封印エリア」となりました。
そして2018年
「カムイワッカ湯の滝」30年ぶりの訪問!
昔はジーパンにワラジ、パンツ一丁で滝壺に飛び込んだ!
今回はバッチリ カムイワッカ湯の滝を堪能しようと
ウエットスーツにマリンブーツ・・・
ところが第一の滝までしか行けません!
この滝壺は 湯温が30℃しかないから、もはや入浴するには寒い。
規制線が張られ 上流に行っちゃダメ!というオチでした。
2005年に 世界遺産に登録された知床は観光客が急増 し
厳しい立入規制が始まったという「あ~行けなくなっちゃった」微妙だ。
人が増えて 沢を滑落し亡くなる人が出てきたり、
上を見たら 落石しそうな岩が多数あったのかも知れない。
もう行けない カムイワッカ湯の滝壺に飛び込んだ幻です。
現在、カムイワッカ湯の滝へ行くには2つの難があり、
1.夏のトップシーズンはマイカー規制によりバスを利用。
2.上流にある適温の四の滝壺へ通行厳禁。現在はぬるい一の滝まで。