禁煙して30年以上たち 今や煙はダメな人で、
職場の喫煙率も一桁%、殆どタバコとの縁は切れました。
しかし昭和の頃、JTによると 私が中学高校時代、
成人男性喫煙率ピークは87%とか!
大人の男性ほぼ喫煙者、高校生も吸っていましたからね。
刑事ドラマ「太陽にほえろ!」ジーパン刑事役、松田優作さん。
張込中にタバコをくわえ、犯人を追いかける際に
タバコを投げ捨て、疾走するシーンが格好良くて憧れまして、
担任の先生も タバコを吸いながら教壇に立っていたし、
中学の頃、父のタバコを1本吸ったのが きっかけですが、
吸った瞬間に目眩と吐き気、その日は寝込んだのを記憶、
たぶん子供が吸えば、相当に身体に悪いものなのだろう。
しかしめげる事なく、本格的に喫煙を始めたのは17歳。
高校の通学では 渋谷駅の線路は ポイ捨て吸い殻でビッシリ。
ホーム上屋の柱に 吸い殻入れはあったが 満杯で煙がもくもく、
火が出ている事もあったから、そばには水も用意されていた。
まぁタバコが150円位と安かったし、
バイトの時給が400円にしても、高校生が買える価格だ。
高校では多くがトイレで隠れて吸っていたが、
今思えばタバコを吸えば、先生が気が付かぬ訳なく、黙認。
あまりにも非常識な吸い方をしなきゃ停学にはならなかった。
昭和40~50年代、日本はタバコ天国だった。
今の高校生がタバコを吸うのは稀に思うけど、
臭いしダサい、格好悪いという意識になってるとか。
私も今となっては、受動喫煙や健康うんぬんより、
とにかく煙がダメで息がとまっちゃう。
あの頃、非喫煙者の母を気にせず、オヤジと車で吸って、
「窓を開けて!」耳をかさなかった事、
けっきょく喫煙してる時は、吸わない人の気持ちを解ろうとせず、
あ~親不幸をしてしまったと、時折思い出し反省しています。
あのタバコ全盛期時代は、人生、昭和の不思議の一つですね。