今年2回目の 房総 鋸山に ジブリ感 トレイルです。
今まで 千葉の鋸山って ロープウェイで 地獄のぞきと 大仏を見て、
「一度来れば良いか・・」って 観光地に 思ってましたが、
とんでもなく 奥が深く 楽しい山に 気が付いてしまった・笑
崖の下に 走ってきた高速道路 東京湾の先に 三浦半島が見えます。
鋸山 山頂付近は 良質な房州石の 産地だったんです。
コケが生えた当時の 房州石の名残でしょうか 1本80kgあります。
男性は 山頂付近で 危険な高所作業で石を切り、
女性は 80kある房州石を 山頂から人力で 日に3回も
麓まで降ろしたそうで この道は 車力道 と言われてます。
今回は JR 浜金谷駅付近の麓から この車力道を登山しました。
登山道から外れ「猫丁場」という
石切り職人さんが 遊び心で掘ったものでしょうか。
そして アドベンチャーコースに突入。
鋸山には 多くのバリエーションルートが 存在するんですね。
ただし 滑落事故や 迷いやすく 遭難も 多いそうなんですよ。
これが ジブリ感とか ラピュタの世界が満載の 知らなかった鋸山。
今回の目玉は「S字回廊」向こうに 抜けて行きます。
場所は解り難く もう一度行けるか?解りません・笑
有志の方が ロープを張ってくれてますが、
ここまでの入口がとても解りにくく 藪漕ぎして たどり着きました。
ゴープロで動画を撮って スマホで写真を撮って忙しい・笑
恐ろしいものを 見てしまいました・・・
ラピュタの壁を前に ツタにぶら下がる 聖なる剣。
鋭利で巨大な枝が今にも落ちそう。
この下を歩いてきたのだが いずれトリガーは引かれるだろう。
もっとも 自己責任ルートゆえ こういうリスクも ありうるという事。
そして 完全に垂直な 5mはある 壁が立ちはだかる!
有志さんが 足場とロープを張ってくれてますが、
落ちれば 左手には 下まで滑落しそうな斜面があり ここで断念。
一般向けではなく ラピュタの世界愛好家 限定コース?ドクロ・笑
今回はマニア向け?自己責任 アドベンチャーコースでしたが、
しっかり コースが整備された ラピュタの世界堪能コースもあります。
下から 地獄のぞきを見る醍醐味。皆さん上から 景色を見て帰りますが、
私も 下に展開する ジブリだの ラピュタの世界 今年まで知りませんでした・笑
下山は 車力道ではなく 紅葉を見ながら 関東ふれあいの道で。
ちゃんと柵があり 安全ですが 谷間の景色は大迫力です。
鋸山はロープウェイ 地獄のぞき 日本寺の大仏 百尺観音 が有名ゆえ
ラピュタの世界が 隠れてしまってますが
東京から1時間ちょっと。 こんな素晴らしい場所があるとは。
房総ドライブの話、つづきます。