去年末に駅で JR SKISKIのパンフを探していたら、
手が空いた駅員さんが 持ってきてくれました。
「1冊になっちゃいました!」という彼女、
前は びゅうプラザで 旅行の仕事をしていて、
お客さんと 旅の話をするのが 好きだったという。
「びゅうプラザ廃止で寂しくなっちゃったね」
しばらく立ち話をしました。
「予約は駅ではなくインターネットで」という話。
前は上越、信州、東北と地域別のパンフが置いてあり、
ツアーの内容も豊富で 楽しみでした。
びゅうプラザにも スキーに詳しい駅員さんがいて
お話を聞きながら発券してもらったり、
さらに初すべり、日帰り、春スキーも追加で発売。
やっぱ初めて知る スキー場や旅行先ってのは、
紙のパンフレットが見やすいと思う訳ですが、
「来シーズンはないかも知れません」との事です。
あちこちのスキー場を知って 遊びに行けたのは、
JR東日本 JR SKISKI びゅうプラザのスタッフの皆さん、
紙のパンフレットであった事には違いないです。
びゅうプラザが なんで廃止になっちゃったのか?
寂れていた訳ではなく 整理券を取るくらい、
いつも旅行の相談に来る方で賑わってました。
高齢の方が多く 相談しながら決めるから
待ちが発生するのが 難点ではあったけど。
JRも 少子高齢人材不足、コロナで経営が悪化、
割が合わない事をする余裕が無くなったのかも。
私も危機感を覚え「JRで旅行が出来なくなる!」と
モバイルSuica えきねっとチケットレスに転換しましたが、
ネットやスマホが 苦手な高齢者は どうするのだろう?
びゅうプラザを愛したユーザーも気がかりですが、
駅にある旅の情報発信地 楽しい場所だっただけに、
私としても残念で寂しい気持ちになります。