私はネット派の いまどきの老人なので、
株を始めたのは ネット証券が出来てから。
それでも10年位前まで 紙の株券で
名義変更では 裏に自筆で名前を書き
書留でやり取りする
時代遅れなシステムだったから、
更にもっと前の バブルの頃は証券会社に行くか
電話で担当者に依頼して取引していたので、
敷居が高くやってたのは一部の人だったと思う。
当時は 株なんて買う余裕資金も無かったけど。
そして「海は広いな♪太平洋♪」
テレビで太平洋証券がCMをバンバン流し、
儲け話を聞いた一般の人も証券会社に行って
バブルが崩壊し損をしたという流れ。
そのころは 住宅難でもあり 賃貸物件
家主が強く敷金礼金、退去時には多額の清掃修繕費用、
2年毎の更新料 どんどん家賃が高くなる恐怖、
長く住めそうな公団 (現UR) 団地は数十倍の抽選
募集の度 20回は応募したが所定の「落選」
ローンが組めそうなマンションも値上がり、
新築は高倍率で たまたま抽選に当たり
株で儲けたお金を頭金にして 不動産が暴落。
これまた損をするという。
物価も安定、総菜売り場では夕方の「半額」
株も家も買わなかった多数の人にとって、
バブル経済なんて実感、関係も無かった。
でも経験に勝るモノなし！株をやって良かったのは、
社会経済に興味を持てた事。
そして若い人は 貯金より投資という流れの昨今
会話に入れてもらって 盛り上がれる点。
優待品、配当金も楽しみですが
難点としちゃ
日経平均が 8千円ころに仕入れた株は
波があれど常にプラスにはなっているが、
長期に渡りマイナスのまま塩漬け株も。
「損しちゃった」ずっとストレスが付きまとう。
そして高齢になると 心配なのが株の相続。
もしもの時は 名義変更が必要で、
相続人が集まって 遺産分割協議書を作る
出生から死亡まで戸籍謄本を集める
相続人全員の印鑑証明と実印
やっと名義変更の手続きが出来て現金化。
まだまだ先がある人は 投資や資産運用は
いいと思うんですよ。
日本の先行きを考えたら 円安インフレ物価高、
でも私は終活のひとつとして「株から撤退」
軽自動車が買えるほどの含み損、
ずいぶん戻しましたが・笑
損切は痛いので 回復を待って撤収です。
まぁ基本的に働いて お金を頂くほうが、
私には向いているのかもしれません。
40万円を稼ぐには どんだけ汗をかくのか・泣
