早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

従兄の死「渡る世間は鬼ばかり!?長男の嫁は98歳」

父方の 叔父(4男)から スマホが鳴った。

私から見て 一番上の従兄が 亡くなったという。

朝 布団で冷たくなっていたそうだ。

まだ60代の若さで 高血圧から始まり

複数の成人病を抱え 心不全を起こした。

 

住兄とは父が死んだ時に 電話で話をしたきり、

高卒で役所に入り 60で定年退職し のんびりしていた。

そう言えば 彼の父である 叔父(長男)も

65まで勤め 辞めたらすぐに他界しており、

いずれも 短命だったのは 残念だ。

特に叔父は(長男)出世した仕事人で

退職したら 人生を見失い、成人病があるのに、

酒ばかり飲んでいたそうだ 。

 

諸事情から 葬儀に行くのは

同県に住む 叔母(3男の嫁)と従弟のみとなった。

 

もともと住兄の家は お祖母ちゃんを筆頭に、

叔父(長男)夫婦と住兄たちが住んでいて

一族の本部の様な 家だった。

お祖母ちゃんは お爺ちゃんが 短命だったので

戦時中を含め 女手一人 で多くの子を育て

強く生きてきた人ゆえ 存在は大きい。

 

父は多兄弟ゆえ 私には従妹がたくさんいて、

叔父(長男)宅は 人が集まる家、

バックヤードは 叔母さん(長男の嫁)の仕事

時には お祖母ちゃんから 叱られていたり、

「渡る世間は鬼ばかり」

多親戚の長男の嫁は大変!子供心にも映った。

 

お祖母ちゃんは 孫たちを可愛がってくれたが、

10数人も孫がいれば 順番があるのだ。

従兄たちは 勉強が出来て 自慢の孫ゆえ

何事も最優先で お祖母ちゃん子だった。

私は高校から 親とは行動を 共にしなくなったし、

それ以来 従兄との関係も疎遠になっていった。

 

我が家や 他の叔父宅が 狭い部屋で肩を寄せて

生活していた頃から 豊かな家だったし、

食料難を生きた お祖母ちゃんは、

満腹まで食べさせるのが 最高の幸せと、

でっかい おにぎりを作って 食べさせた。

 

そして 太っていって成人病を抱えてしまい、

いつもバックヤードで働いていた叔母は

お祖母ちゃん 旦那に次いで 子供も 天国へ送り

皮肉にも 今も健康で しっかりと元気なのは、

小柄で若いころから スリムで変わらず、

98歳を軽く超えた 叔母さんという話。

叔母さんの 人生話を聞きたいところである。