早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京を拠点に国内外アウトドア&温泉旅行記

500万円誤振込体験「心の葛藤に苦しむ」

24歳の男性に 4630万円の誤振込があったとか。

私も今なら 拾った財布は届けているし、

善人ぶった事を言ってはいるが、

少々この青年が 気の毒に思ってしまった。

 

私の24歳は そろそろ結婚という頃でしたが、

低収入で 車やバイクは高金利の月賦だったので

夜のバイトで なんとか生計をたて、

「これからどう生きよう」もがいていた。

そんな時に4千万という 雲をつかむような大金を

手にしたら 全てを捨て 海外に高飛びを試み、

成田空港で逮捕!というオチになったかも知れぬ。

 

実は 私もマンションを買い替えた時 誤振込事件が!

買主さんと 不動産屋さんと私で銀行に集まった。

買ってくれる方は 住宅ローンの手続きをして、

一度 私の口座に振り込まれ、

住み替え先の頭金に流れる手順だったのだが、

通帳に印字された額を 何度も見直したが

思っていたより500万円ほど多かった。

 

時はバブル崩壊時 金利が大きく上がったため、

不動産不況に入り 家も安売りとなっていたから、

「あ〜これは助かるなぁ」方向違いの事を考えた。

30代半ばの私、頑なに正義かと言えば 出来ていない。

「黙っていようか」気持ちを抑えて

不動産屋さんと席をはずれ 相談してみた。

 

「これ 振り込まれた金額が多いですよね?」

二人で顔を見合わせ しばし黙ってしまった。

すぐ銀行へ「間違ってます」言えば良いのだが、

お互い「心の葛藤に苦しむ」 ・笑

 

「絶対にバレますよね?」という英断をし、

銀行へ申し出た。

「すみません!」謝罪が一言あった。

 

しかし帰宅して だんだん腹が立ってきた。

もし500万ではなく 桁がひとつ多かったら、

通帳を持って逃げたか 不動産屋さんと山分け?

ヤバい方向に 走ったかも知れませんし、

そうしたら今は どうなっていたか?恐ろしい事だ。

 

誤振込された 24歳の若者が一人悪者のようだが、

私が車を買って 100万円を振り込むにしたって、

何度も口座番号や 金額を確認して送信しますよ。

宝くじ当選並の高額が 公的機関の担当をいくつも

スルーしたほうが「大罪」に思えてしまいますね。