私が巣立った頃は 住宅難かつバブルになる時、
お得な住まいは 都営住宅だが 入居のハードル高く、
住宅都市整備公団(現UR)は高倍率の抽選。
リバーシティ21のコーシャタワー(東京都住宅公社)の
記事を前に書いたが、当然のように落選であった。
これらの 賃貸団地に入居出来ていたら、
私は家を買う事はなく、賃貸生活だったと思う。
何しろ修繕は自治体 UR持ちで 安心して長く住める。
「家の管理・修繕費はバカにならないのだ」
当時は民間の分譲マンションも 高倍率で抽選だったが、
当選したのは 運が良かったのでは無く バブル崩壊。
歴史は その時の人は知らず、過ぎ去って解るもの。
銀行の 住宅ローン固定金利が 7%だった。
マンションは区分所有、部屋を買うわけだが、
エレベータや エントランスなど、
共有部分も 住人みんなの所有物であり、
これは 管理人さんにお任せし 楽に暮らせるのだが、
当然に 修繕管理のお金がかかるのが 分譲マンション。
当時のパンフレットを見てみよう。
管理費 14,000円/月
修繕積立金 2,800円/月
駐車場を借りれば 16,000円/月
固定資産税 15万円/年
ローン返済〇〇万円の他に 45,000円/月もかかる。
う〜ん・・・
リバーシティ21の賃貸が!悔やまれる額だ・笑
ところで 大きな落とし穴がひとつ。
マンションを 買いやすくするため、
修繕積立金が 2,800円という非常に低額に設定、
当然足りる訳がなく すぐに1万数千円に値上げだ。
これは あくまで外壁など 共有部分の修繕費だし、
足りなければ臨時徴収もありうるし、
自分の部屋の給湯器、IH or ガスコンロ、
空調などの 修繕や交換は 全て自分もちである。
30数年経って 売り出されてる 同物件を調べると、
修繕積立金は 25,000円/月にも値上がり。
ざっと 合計 67,000円/月
当然、部屋の給湯器が壊れた修繕は含まれず 別途。
これ、年金生活になったら 管理費等を払えるのか?
この頃、ちょうど管理組合の役員になり、
消耗品(電球や蛍光灯)が定価で購入されていたり、
不動産屋と同系列の 管理会社に不信感を持った。
マンション入居後に、嫁様が体調を崩してしまい、
将来不安が ストレスになったのだろうか。
30歳を過ぎた私、 住替えを決意したのだ!
(500万円 誤振込事件を経て・笑)
つづきは、分譲マンション! or 腐っても一戸建て?