あの世の入口、アフンルパロから、
旧日本軍戦跡「登別(富浦)特攻舟艇基地跡」に向かった。
第二次世界大戦時、日本へ上陸する敵の艦隊めがけ、
小舟に爆弾を積んで体当たり「特攻舟艇」があったそうだ。
歳の離れた 会った事がない 叔父2名は、
特攻隊 ゼロ戦で 突っ込んで戦死した訳だが、
それの船バージョンがあった事を 始めて知った。
父は「小学校を出たら国の為に死ぬ」と先生から教わった時代、
私が生まれる 僅か10数年前の 日本にあった事実、
若手に言うと「え!」ってなるが 今は幸せな時代だ。
調べて行くと 特攻舟艇基地は日本各地にあるようで、
それを探して行く旅も興味深い。
JR登別駅から、アフンルパロと特攻舟艇基地跡を歩いても6㎞程度。
道南バスも走っているようですが、日に数便です。
ここも スマホとグーグルマップが無ければ、
知る事も行く事も、出来なかったで あろう場所。
足場は相当に悪いですが、ネットを張ってくれてます。
見えてきた旧日本軍戦跡「登別(富浦)特攻舟艇基地跡」
しっかり洞窟が残っています。
この穴に爆弾を積んだ特攻舟艇を隠しておき、
敵艦が見えたら突進したのだろうか。
洞窟内は入らないほうが良さげです(崩落しそう)
子供の頃は、東京にも防空壕の穴がけっこうあったが、
埋めてしまったのか、今はどこだったか解りません。
こういった場所は、残しておくべきと思いますね。
旧日本軍戦跡「登別(富浦)特攻舟艇基地跡」に行った記録動画。
よろしければ、ご覧ください。
もうお昼過ぎ。あとは樽前ガローに寄って、
新千歳空港に向かいます。
レンタカーの返却は 16時30分。飛行機は18時。