早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

昭和の子供が嫌いな人参・給食の鯨肉・先生の愛のムチ

人参100%ジュース(JPY158) 広告の品・安かった!

砂糖 食塩不使用、低カロリーβカロテン 栄養豊富。

 

子供の頃、苦くてマズい人参 みんな嫌いだった。

いつしか甘くて、子供に人気の野菜になり、

がぶ飲みすると無添加でも  糖質オーバーという話。

人参ジュース、βカロチンの 血中濃度が上がり

抗癌作用があるとか?ないとか? 私は毎日2杯飲もう。

 

昭和40年代、皆、カレーのニンジンを残したが、

私が 嫌いだったのは、豚の脂と鯨の竜田揚げだ。

 

給食の鯨は、食べなきゃ 先生からビンタをくらう。

食感、香り、味とも鯨肉は私には最悪だったが、

完食するまで許してくれない。飲み込んだ。

 

今、思えば横暴で、信じられないけど、

鯨って低脂質、高タンパク、子の成長に欠かせず、

 

貧食時代にクジラを食べない 選択肢があったなら、

ここまで大きな身体に 成長しなかっただろう。

先生の愛のムチに感謝。

 

昔は 美味しい食べ物は 無かったな。

ご飯に醤油なり掛け、10杯食べて腹を満たすが、

家では ご飯が好きだったが 昭和40年 米は配給制

だから給食はパンだったのだろうか?

 

そういえば 母の自慢料理が 人参の天ぷらだった。

苦い人参も、揚げてみりゃ美味かった。

工夫してニンジンを 食べさせてくれたのかも。

育ててくれて ありがとう。スパルタ先生と 母親。

 

豚肉は脂と赤身が完全に分離し、固いかブヨブヨの脂。

20歳過ぎまで、食を共にした悪友は「豚の脂が嫌いだ!」

口癖のように言っていたから。

半世紀経って 豚肉と人参は別物のように美味くなった。