早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

年賀状じまい・世知辛い世の中

ついに元旦に年賀状が来ませんでした。

 

昔は学校や職場で住所録を作って配布したり、

旅先で知り合ったら 老若男女問わず 住所交換して、

年賀状を書くのも 大変でしたけどね。

 

いつしか職場では 住所録は管理者限り。

旅先で 住所交換したのは いつまでだったか?

 

Twitterやら SNSが 流行り出してからだな。

旅先で「写真を郵送するよ」って言ったら

「え?いらないし~教えない!」世知辛い世の中だ。

 

年賀状のやり取りも、昔の仲間限りとなっていた。

 

しかし、昭和の郵便全盛期の元旦  労働側は大変でした。

 

どのお宅も 50~200枚もの 年賀状があるから、

元旦の午前中に 配り終える使命は高校生に託された。

 

試験休みになると 悪友と郵便局へ集合し、

 

貨物自転車の前後に、大変な量の年賀状を積んで、

権之助坂を目黒駅に向けて、立ち漕ぎで駆け上がる。

 

当時は労働運動が盛んで、公共交通などストライキ三昧、

郵政職員も、当時は 国家公務員の立場ながら 例外なく、

 

おかげで高校生バイトに 時給600円という高給が支給

公務員の大卒初任給が 8万円の時代だから、

下手すりゃ若い正職員より 稼いだのでは。

 

それゆえ1970年代は、750ライダー が現実味。

高校生がオートバイに乗って、ガソリンが買えた訳だ。