手っ取り早くお金にするには 断捨離不用品売却。
そしてこのご時世 私は消費せず 全部貯金ですよ・笑
あとはレコードだよね~店長も 持って来い言うし。
ネット世代は知らぬ、古いLPは価値モノらしい。
今や、60過ぎの私でさえ 曲はスマホに入れ
BOSEのノイキャンに Bluetoothで飛ばして聴く手軽な時代、
半世紀前は レコードを買って 友達で貸し借りし聴くか、
土曜日の学校授業が終われば 寄り道せず急いで帰り、
14時から FM東京のポップスベスト10をテープに吹き込む。
最新の洋楽を聴くチャンスは週に1度しかない。
お店で1976年 KISS 地獄の軍団 38,500円で売ってるぞ!
半世紀前のレコードが ポスター付!って超レアモノ!
KISSとは アメリカ東海岸のハードロックバンド。
派手な衣装とメイク、爆発的な演奏、火を吹くパフォーマンス、
動画は夢の世界であったため、それは悪友がやってくれた。
口に可燃物を含み ジーンシモンズばりにやるハズが、
髪に火が燃え移り チリチリになったのを覚えている・笑
さて、ウチにもKISSのLPがあるぞ!帯付だ。
帯がまかれたレコードは 和訳歌詞と解説書がついた日本盤。
たぶん これが価値が高いのだろうな。
LPが 2~3千円。シングルレコードが 5~600円という、
今の物価に換算したら 相当な高価品だったが、
当時に曲を聞くには これしか無かったからね。
これから5年もしないうちに、渋谷のディスクユニオンで、
英語のみの歌詞カードが入った 簡素な直輸入盤が 仲間内で主流。
LPが 千円代で買えるようになり 豊かさを感じた。
夜勤明け、ビールを飲みつつ 久しぶりに聴いてみた。
重圧なジャケットに描かれた画もいいね。
傷が付きやすく、カビも生えやすいレコードは、
友人間で貸し借りする際も、大切に扱われた。
中学の頃に流行った デトロイト ロック シティ
最初に聴いた時は「これ歌なの?」衝撃だった。
憧れのアメ車、ドアが閉まりギアのニュートラルを確かめる音、
DETROITが自動車産業で栄えた頃を思わせる曲。
当時はコピー機など 庶民には無い。
借りた歌詞カードは、鉛筆でノートに書いて 覚えたから
今でもカラオケで歌う事が出来る。
「叫び!」って曲が多い KISS
なかなか 口が回らず難しいのだが
バラードは簡単に歌う事ができる「Beth」
不便な非情報化社会だった 昭和50年前後のレコード、
思い入れが深すぎて、1枚5万円の値がついたとしても、
さすがに、簡単に手放す事は 難しいよな。