テレビ東京 午後のロードショーのみ TVを見ます。
退職組、これからは 映画も楽しまないと(古くても)
鮫と潜る「ダーク タイド」なかなか面白かった。
もう一度、スクーバダイビングが出来たら、
リタイア後は 刺激ある毎日だっただろう。
私は、昭和50年代の 古いダイバーなので、
当時は ダイバーウォッチと、ナイフ、コンパス頼りに、
私が先頭になり、伊豆の海で潜っていたのです。
午前中に1本、水深30~40mの深場に行って、
残圧50k を残し浮上すれば、潜水時間は40分弱。
ランチを食べて、1時間程度の休憩ののち、
2本目は、水深18m位までにして 終了した。
その後ブランク~再度潜り出したのは 40代になって、
潜り方は、昭和と大きく違っていた。
腕時計式の、ダイビングコンピュータという、
これに 潜水の管理を任せると、
午前中に2本、午後に1本、日に3本ダイビングが主流。
もっとも「私は2本 潜れば充分!」と思っていても、
若い女の子達に「え~一緒に行きましょう!」
そう言われたら、その場のノリは 最も大切である。
でも、昭和の「荒波の中を潜る」とか、
「潮の流れに逆らい泳ぐ」とか、体育会系要素なく、
ガイド付き、ボートで沖合に出て 流されながら潜り、
浮上して拾ってもらう「ドリフトダイビング」は、
中高年でも、あまり体力の消耗は 無かった。
そのうち「無制限ダイビング」という パッケージ、
マレーシアの離島に行けば、とても安く潜れたので、
早朝に1本、午前2本、午後1本、夜1本、日に5本も。
無限圧潜水 限界時間を超えると「DECO」と、
ダイビングコンピュータに 警告が出る。
「デコ出すな!」(Decompression) 良く言った。
私は「DECO」の警告を 出した事はないのだが、
無制限ダイビングの 3日目の4本目、
前頭部を 針で刺されたような 痛みが走った。
頭蓋骨の空洞は、常に自然に通気があり、
耳抜きの動作は必要せず、意識する事もないのだが、
前頭洞が抜けない「サイナススクイーズ」は、
潜ろうをすれば、頭が割れるほど 激しい痛みが伴い、
逆に浮上時に起こる「リバースブロック」はもっと怖い。
無制限ダイビングで発症し、これを機会に頻発、
流れあり、急いで潜行すべき時に コレではアウト!
ダイバーがやってる耳鼻科に相談し、
原因は、蓄膿症や花粉症、風邪鼻炎などの炎症、
鼻中隔湾曲症の手術までしたのだけど、
異常は見当たらず「迷宮入り」の事象となりました。
今、飛行機に乗っても たまに前頭洞が重くなり、
キャビンの気圧は「0.8」 とはいえ、
友人の奥さんは、前頭洞が抜けず、ハワイまで8時間、
頭を抱え、泣いていたというから、
(それ以来、飛行機には乗ってないそうです)
4気圧とか 急激に変化する スクーバダイビングは、
私は「2度と潜れない身体」になったのかも。
去年も耳鼻科で、鼻から内視鏡を入れ診てもらい、
まったくもって、きれいな状態というから、
何が悪かったのか、潜り過ぎたのか。
発症は無制限ダイビングだった事は確かです。