早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

千kmドライブ⑮嬬恋村・小串鉱山索道跡

万座温泉から、更に 山に入ったトコにある、

「小串鉱山跡」前回に行ったのは2022年。

(今も残る索道跡)神秘的な風景、

今でも行くのが大変な、山深い豪雪地に、

昔、町があって 多くの人が、住んでいたんだね。

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硫黄鉱床に恵まれた、群馬県嬬恋村には、

硫黄ミョウバンの産地、小串、吾妻、石津などの

採掘鉱山があり、最盛期には賑わっていたそうです。

 

昭和40年代に閉山後、自然に戻ろうとしていますが、

当時の暮らしに、想いを寄せるのは、

ウチの旅、最大の醍醐味でもあります。

毛無峠から 小串まで行く、大前須坂線の道路は、

今は「危険につき立入禁止」となっています。

以前はオフロードバイクで 行った人もいるようですが、

行くとしても、ジムニーじゃないと無理っぽいし、

私的には、そこまでしては 行けない。

しかし登山道を逸れたら「小串鉱山⇒こっち」発見!

近年のゲリラ豪雨などで、道は分断され崩れており、

足を滑らせれば、滑落する危険あり、

上を見れば 数トンはあろう、巨大な岩の根本がえぐられ、

いつ転がってきても、おかしくない状況。

ところどころに、昔の案内坂が落ちている。

慰霊碑にたどり着いた。

最盛期は2千人規模の町だったようですが、

昭和12年には山津波が発生し、大きな被害があったようです。

当時の町の地図。小中学校、診療所、公園もあって、

既に建物は撤去などされて、熊笹が成長し獣道化。

変電所と確認出来た建物、碍子がぶら下っていて判断。

万座温泉に ビジターセンターが出来たので、

この後に行ってみたが、

吾妻鉱山の資料が豊富にあって、当時の暮らしが解った。

昔を知っている、地元職員の方の話を聞く事も出来て、

うん。もう私的には 鉱山冒険、これにて終了とした。