万座温泉から、更に 山に入ったトコにある、
「小串鉱山跡」前回に行ったのは2022年。
(今も残る索道跡)神秘的な風景、
今でも行くのが大変な、山深い豪雪地に、
昔、町があって 多くの人が、住んでいたんだね。
硫黄鉱床に恵まれた、群馬県嬬恋村には、
硫黄ミョウバンの産地、小串、吾妻、石津などの
採掘鉱山があり、最盛期には賑わっていたそうです。
昭和40年代に閉山後、自然に戻ろうとしていますが、
当時の暮らしに、想いを寄せるのは、
ウチの旅、最大の醍醐味でもあります。
毛無峠から 小串まで行く、大前須坂線の道路は、
今は「危険につき立入禁止」となっています。
以前はオフロードバイクで 行った人もいるようですが、
行くとしても、ジムニーじゃないと無理っぽいし、
私的には、そこまでしては 行けない。
しかし登山道を逸れたら「小串鉱山⇒こっち」発見!
近年のゲリラ豪雨などで、道は分断され崩れており、
足を滑らせれば、滑落する危険あり、
上を見れば 数トンはあろう、巨大な岩の根本がえぐられ、
いつ転がってきても、おかしくない状況。
ところどころに、昔の案内坂が落ちている。
慰霊碑にたどり着いた。
最盛期は2千人規模の町だったようですが、
昭和12年には山津波が発生し、大きな被害があったようです。
当時の町の地図。小中学校、診療所、公園もあって、
既に建物は撤去などされて、熊笹が成長し獣道化。
変電所と確認出来た建物、碍子がぶら下っていて判断。
万座温泉に ビジターセンターが出来たので、
この後に行ってみたが、
吾妻鉱山の資料が豊富にあって、当時の暮らしが解った。
昔を知っている、地元職員の方の話を聞く事も出来て、
うん。もう私的には 鉱山冒険、これにて終了とした。