「働かざる者、食うべからず」と書いている人がいたが、
我々の世代は、そんな育てられ方だったのか。
そういや私の親父も、口癖のように言っていた。
これは子供に、外で稼いで来いって 意味ではなく、
日常で、弟妹の面倒を見たり、親の手伝いをしたり、
夕方に 鍋を持って豆腐を買いに行くとか、
「ぼ~っと、してんじゃねぇ!」って事だったと思うが、
今、リタイアしてみれば、気持ちが沈む時って、
「働かざる者、食うべからず」子供の頃からの教えで、
「母に捧げるバラード」が、頭のなかに流れ始める。
例えば、温泉で会話が弾んだ人に「仕事は?」と聞かれ、
ドキっ!「無職です・・」
「え!62歳?まだ若いのに!」先輩年齢に言われ へこむ。
先日の火災現場も、消防と警察に「ご職業は?」聞かれ、
「定年退職後も 延長して働いたけど もう辞めた」
ぶっちゃけ刑事も、そこまで聞いてないのだが、
負い目を感じ、言い訳している自分がいるんだよね。
辞める時も、一番悩んだのが 「心、メンタル持つか?」
スキーを思う存分にとか、旅とか、やりたい事があったから。
でも やり切っても、年の半分は「ぼ~っと」する事になるし、
コロナ後は、様子が変わってしまい、思ったようにならないし。
そんで、郵便局の年末年始 短期バイトを見つけ、
高校時代の主力職場、郵便局だったのでやる気90%!
46年前は、鉄の塊のような 無変速自転車だったが、
権之助坂や、かむろ坂を立ち漕ぎで(坂が多い町だった)
※日本郵政さんからお借りしました。
内勤務は、朝5時から20時のシフト制、
時給は、1,100円~1,400円 46年前の3~4倍だ!
我が仕事人生、正月は勤務だったから 問題なし!
ってところまできて、契約期間がちょっとね。
予約した スキー旅とかぶっており どちらをとる?
そりゃリタイアした目的は、中長期のスキー旅、要相談。
何か少しでも、社会参加すれば、
暇時の気の落ち込みも、晴れると思うのだが。