リタイアし、好きな事を存分にする時間を 手に入れたが、
何をしても 今ひとつ達成感に欠け モヤモヤした気持ち。
かつて多忙な仕事の合間に、潜水器材を担いで 飛行機に飛び乗り、
水中に夢を追い求めた 第二次ダイビング マイブームは完全燃焼、
ダイビングを目的とした旅って、単に海に潜るというより、
不随する様々な経験、多くの人との出会い、トラブル対処、
仕事と家事、旅を両立させて、人生に大きく関わったのだから、
潜水旅を越える充実が、見つかるかといえば もう無い訳だ。
机上の空論で終わらず、経験しなきゃ解らん事って多く、
「やりきったでしょ!」って言ってくれる友もいたが・・・

なにしろ潜水旅じゃなきゃ、知る事もない地へ多く行けた事。
その一つが「シパダン島」であり、潜る事のみという小島だが、
ダイバーは何度も通う、そんな地を持てた事も 幸せな事だった。

(はてなブログの背景にした、私の姿はシパダン島で撮ってもらった)
調べたら 2024年にシパダン島へ潜りに行った人のブログがあり、
読ませてもらったら、昔と話がずいぶん違っており、
私の経験談は ウソに思えてしまった~もうあの頃は・・・ない。

今は、無制限ダイビングなんて無いようだし、
なにしろ1泊の料金が、私の頃の旅費の価格、とても高額らしい。
「まるで北海道のニセコじゃないか!」と思ってしまった。
それでも 資金に余裕があるダイバーは、行くべきシパダン。
ただ前にも書いたように、外務省は「渡航中止勧告・継続」
具体的には、フィリピン南部を拠点とする、
イスラム過激派組織「アブ・サヤフ・グループ(ASG)」などによる、
誘拐・襲撃事件が発生しており、旅行社 主催旅行は無いと思う。
最悪の場合、残りの人生 フィリピンのジャングル暮らし、
しかし 実際に行ってみると ローカルは穏やかで 平和に思える。
マレーシア軍が守ってくれているという実感はある。

ボートで潜水基地を離れる時、皆が見送ってくれた。これが最後だった。
今や人造物が撤去され、自然が保護されたシパダン島の海は、
私が経験した頃より、素晴らしい島に戻っているに違いない。