「還暦プラス」リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

北欧5か国旅⑭ノルウェー山岳ベルゲン・フロム鉄道でフィヨルドクルーズへ。

リタイア暇人 北欧5か国自由旅、羽田を出発し15日目。

ノルウェーオスロの宿で朝食を頂きチェックアウト。

8時12分の電車に乗る為、オスロ中央駅へ向かいました。

 

今回の旅 最大のハイライト!山岳ベルゲン鉄道でフィヨルドへ。

早速トラブル発生!20分前にホームに着いて待っていたら、

いつの間にか誰もいないぞ!

 

出発掲示器をみたら急遽の「着発番線変更」マジかよ!

Lサイズのキャスターをひいて、2つ隣のホームへ移動しました。

あまり放送はないので、異変を察する事が必要ですね。

 

ベルゲン鉄道は北ヨーロッパで最も標高が高い1,237mを走る。

 

私がスキーで良く行く、ニセコアンヌプリ山頂が1,308m、

ここは北海道よりずっと北ですから、絶景が期待出来る訳です。  

 

指定席は vy PLUS(1等客車)かなり広い造りです。

荷物スペースはありますが、殆どの人がLサイズだったので、

シートはゆったりですが、荷物置場はギュウギュウです。

S,Mサイズのバックならテーブルの下にも置けそうです。

8:12 オスロ発→13:03ミュールダールへ約5時間乗ります。

中央部には談話スペース、コーヒーやフルーツのサービスあり。

 

2等客車も見てきましたが、そちらも座席はかなり広いですが、

コーヒーなどは食堂車で別料金になるようです。

 

vy ノルウェー国鉄の線路幅は、日本の新幹線と同じ標準軌で、

乗り心地はガタンゴトン~ではなくヒュイーンって感じです。

 

オスロを定発し車窓はしばらく市街地ですが、

1時間ほどで車窓は大自然ノルウェーの森と言った感じ。

脳内にビートルのNorwegian Wood (ノルウェーの森)が流れます。

道路も渋滞なんて無いのでしょうね。

ときおり豪華なキャンピングカーの人達が見えます。

列車は標高1,237mまで上って行くので、

だんだん荒涼感が増して、氷河が見えてきました。

 

スキーを担いで登って、滑り降りたい気持ちになりますが、

昔、7月の乗鞍大雪渓(信州)をスキーで滑ってみたら、

スプーンカットと言われるデコボコな氷でしたから、

そんな雪質なのかも(やっている人がいないし)

 

 

13:03 ミュールダール駅でフロム鉄道に乗換えます。

この駅は観光の拠点ですので、ホームに駅員さんがいました。

入ってきた電車に乗ろうとしたら「ベルゲン行き!」ヤバっ!

山には氷河が見えますが、気温は25℃くらいあり暑い位です。

反対方向から入線してきた列車がフロム鉄道。

駅員さんが案内してなかったら迷う感じですね。

この列車は定員制自由席なので、満席で乗れない事はないです。

フロム鉄道の車内もユッタリでした。

山を旋回しながらフィヨルドへ下って行きます。

途中に「ショース滝」って大迫力ウォーターフォールがあり、

ここで10分程度列車から降りて鑑賞が出来ます。

なかなかナイですね~飲み込まれそうな絶景でした。

水源は氷河等の雪解け水のようですが凄い水流です。

ここでナニ!?赤いドレスのブロンズガールがいる!

ショース滝の妖精は、見方によっちゃゾッとするけど、

妖精は華麗なダンスで突然消えたり、

離れた場所にワープするのでより不思議。2人いるようでした。

 

 

音楽に合わせて舞うように踊るブロンズ妖精。

列車は清流に沿って急勾配の山を下って行きます。

自転車が利用しやすいのでサイクリングが盛んです。

よくぞ列車を通したな!って感じ。フロム鉄道すばらしいです。

14:22 列車はフィヨルドクルーズ船に乗るフロムへ到着。

運転が難しそうな電気機関車ですが、女性の運転士さんでした。

クルーズ船に乗換えて、フロム港15時頃→クドバンゲン港17時頃着。

皆さん最初は船内にいたのが甲板に出てきて2時間のクルーズ。

遥か何百万年も昔に、氷河により侵食され形成された海岸線です。

点在する住居のすぐ裏にも巨大な滝があって驚きます。

船はクドバンゲンの港に着いて、バスでVOSSの街へ向かいます。

ウチは暇人なのでココで1泊(スカンディック ヴォス)

ツアーの人はvyの電車に乗り継いで、ベルゲンに向かうようでした。

VOSSはスキー場と駅が隣接した素晴らしいリゾート地です。

スカンディックの部屋と朝食の様子は動画に収録しました。

明日はVOSSのスキー場を探索します。つづく・・・
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