「還暦プラス」リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

住民1万人が瞬時に消えた町・羽幌炭鉱「白アス北海道クルマ旅9日目」

白アス(白いクラウンアスリート)で自由な北海道クルマ旅。

 

本土最北端の宗谷岬を目指し北上、音威子府村に到着。

自分のクルマで、ここまで来るとは感動モノです(証拠写真

f:id:uminotabi7:20250914071819j:image

この村、3月にローカルスキー場巡りで来て、ご縁があって再来です。

worldwidetraveler.hateblo.jp

駅には昭和30年の、音威子府駅ジオラマがありました。

f:id:uminotabi7:20250914073255j:image  

 

下記写真が音威子府スキー場、雪がないと違和感ですね。

 

北上し名寄を過ぎると、大きなスーパーはなくなるけど、

セイコーマート(コンビニ)と郵便局は絶対にあるのが凄いです

f:id:uminotabi7:20250914073415j:image

北上するはずが、グーグルマップで「羽幌炭鉱」を見つけ南下を開始。

「Back to the Future」半世紀前にタイムスリップしよう。

 

羽幌炭鉱1970年まで、1万3千人が暮らす 大きな町だったそうですが、

国のエネルギー政策転換(石炭から石油)で住民が瞬時に消滅した。

 

ここは石炭を貨車に積むホッパーという施設。

f:id:uminotabi7:20250914073457j:image

閉山後、55年も経っているとは思えぬ形で残っています。f:id:uminotabi7:20250914073601j:image  

 

鉄道病院跡は、草が生い茂っている9月ゆえ 遠目でみました。
f:id:uminotabi7:20250914073635j:image

こ、これは!炭鉱職員の宿舎だったようです。

f:id:uminotabi7:20250914073724j:image

1万人が瞬時に消えた町に、ウチが昭和に住んでいた団地の風景が。

 

子供の頃に読んでビビった漫画「漂流教室」をも思わせる。

 

ネットを見ると 建物の中に入っている人もいるようですが、

錆びた釘でも踏んだ日にゃ「破傷風」だよ。やめました。
f:id:uminotabi7:20250914073751j:image

ちょっと前まで観光案内板があったようですが、

熊の生息地ですし 熊どころか、人の気配も 携帯電波もありません。

 

タイムスリップ、かつて賑やかだった町と 廃線跡に思いを寄せる。

f:id:uminotabi7:20250914073834j:image

今日も良い旅をしたな~日本海側の宿に到着、夕暮れだ。利尻島f:id:uminotabi7:20250914073958j:image

すばらしいサンセットじゃないか。
f:id:uminotabi7:20250914074519j:image

今夜の夕食も安上がり~明日こそは最北端にロマンを求める!f:id:uminotabi7:20250914073926j:image