隣でランチを食べていたのは、仲が良さそうなファミリーさん、
ちょっと興味深いというかショッキングにも思える光景だった。
ウチも大盛カレーを夫婦でシェアする事は良くありますが、
それはもう量は食べない老夫婦だからである。
でも多くない1杯のラーメンを4人家族でシェアってのはね。
お互いを思いやり、チャーシューは末っ子の口に入ったのですが、
この子は父を気遣い何度も「食べる?」って聞いてた。
豊かで飽食の時代になってから、懐かしくも思える場面でした。
しかし文句も言わず笑顔が絶えず、思いやりがある家族に羨ましく思った。
この子たちは優しく逞しく、立派な大人に育っていくだろう。
さてウチに「大黒柱の父を思いやる気持ちがある子はいたか?」
「メシ!腹減った!お金くれ!」ってね。
私は、父が帰る前に全部食べちゃって母にビンタを食らってさ。
自分の腹を満たす事しか考えてなかった幼少期だ。
しかしこの数年で、民間スキー場のハイパーインフレ半端なく、
今や4人家族でスキーに行って、飲食出来るのは恵まれた家庭、
節約すべく減らしやすいのは、特に割高になった外食だから、
まぁそれは老夫婦の健康には追い風になってますけど、
ラーメンが1,500円したら一番安いメニューで家族4人で6千円。
公的スキー場なら、お母さん弁当を持って行くことは可能ですが、
北海道でもクルマでずっと北上しないとなかなかナイ。
それなり自力で行かなければならない場所になってしまう。
昔「1杯のかけそば」って涙を誘う童話があったようですが、
令和版「1杯のラーメン」とはいかないまでも、
物価高でなんだかビミョーになってきた日本人の立ち位置。