秋田・乳頭温泉郷「鶴の湯」に 2005年頃 1泊で行った話です。
冬の東北ならでは、雪見 秘湯温泉が人気で、
昔ながらの 日本の田舎 を感じる事が出来る宿は、
近年は インバウンド客で賑わったようです。
JR東日本の温泉パッケージツアー「地温泉」なら、
手配はネット、チケットは駅券売機で 受取りが簡単。
東京駅を ゆっくり昼頃に出発した、
秋田新幹線は 15時前に田沢湖駅に到着します。
東京駅、手前が東北新幹線の「はやて」車両、
向こうが秋田新幹線の「こまち」連結して盛岡まで走ります。
行先が違う新幹線車両が 同じ道中は くっついて行く訳。
よく考えられた 効率的システムですね。
昼時なので駅弁も楽しみの一つです。
青森方面と 秋田方面の新幹線の分岐点「盛岡駅」
昔、職場旅行で行った時は 新幹線が無かったので、
上野発の夜行寝台特急で 早朝に着いた記憶がありますが、
遠かった盛岡も新幹線であっという間です。
旅客の皆さんは一度列車を降りて、何をしてるのか?
新幹線の連結開放の様子を見ています。
鉄道マニア以外の方々も 興味深そうに見てらっしゃいました。
参考に盛岡駅「はやぶさ」と「こまち」が連結する動画です。
乗客の皆さんは、このシーンが見たい訳です。
昔の鉄道の 連結開放作業は、車両の間に人が入って
自動連結器を操作し 空気ホースや制御線を繋ぐ
危険な作業を していましたが 進化の賜物です。
こまち号は 新幹線の線路を降りて 在来線を走ります。
豪雪地帯ですから 冬の東北らしい 凄い車窓の景色です。
たしか新幹線が埋もれるほど 雪が降った年も ありました。
秋田新幹線こまち号は 秋田県の田沢湖駅に到着。
山間部を走行中の雪景色は圧巻なので、
乳頭温泉に行くには 冬がイイかもしれません。
田沢湖駅のムービーです。
冬の東北、雪景色のローカル在来線の駅を
発着する 新幹線車両、なかなか風情がありますね。
その後、田沢湖駅には 乳頭温泉郷の「蟹場温泉」と、
田沢湖スキー場へ2回、計三回訪問する事になりました。
路線バスで乳頭温泉へ、終点には鶴の湯さんが迎えに。
4WDのマイクロで 更に山深い宿を目指します。
雪が降らないエリアに お住まいの方には 珍しい風景かと。
乳頭温泉 鶴の湯に 明るいうちに到着しました。
mapをみると いかに山奥かが解ります。
氷柱が凄いです。
温泉は露天(男女別&混浴)と男女別内湯
炭酸水素塩泉(含む硫黄)大好きなにごり湯です。
混浴の大露天温泉は 底からブクブクと温泉が湧いてます。
特に柵がない 野湯風の露天風呂なので。
にごり湯かつ 脱衣場は男女別 混浴でも違和感はないかと。
部屋は 本館の湯治棟の部屋です。
部屋食のお部屋もありましたが、風情があるのは湯治棟?
テレビは無いし、夜はランプの明かりメインだった気が。
そこがまたイイのです・笑
男女別の内湯(白湯)も酸性泉
めっちゃ濃い!最高に気持ち良い湯。
天然の 冷水冷蔵庫・笑
秘湯ビールを購入しました。
湯治棟は 朝夕とも本陣食堂で ゲストの皆さんと頂きます。
囲炉裏に並んだ 人数分の 岩魚の塩焼きが豪快です。
地元で取れた山の幸がメインの夕食。
名物は「鶴の湯オリジナル味噌仕立て・山の芋鍋」
具がたっぷり入って温まります。
パンフレットの夕食イメージです。
いいでしょう~東北・秋田!
軒下に 豆腐を自然に冷凍乾燥させた「凍み豆腐」ぶら下ってます。
東北地方の郷土料理ですが、高野豆腐といいますね。
翌朝も温泉三昧して、乳頭温泉バスターミナルへ送ってもらい、
待合所には秋田名物「みそたんぽ」
ちょうど お昼となり 田沢湖駅前の食堂へ。
おばちゃんに「次の こまち号に乗りますが 間に合いますか?」
と 確認して定食を頼みましたが・・・
こまち号が来る 10分前になっても出来ない・笑
おばちゃんに「早くして~!」と、
ウチも厨房で お手伝いして テイクアウト弁当を作成
(ホントは お店で食べたかった・笑)
その後、田沢湖に来るたびに、駅前食堂にお世話になってます・笑。
乳頭温泉郷の 鶴の湯は、もう一度行きたいと思っています。
最高の酸性泉、昔ながらの風情ある 秋田の秘境 雪景色、
私的には 雪があるシーズンが おススメと思います。