コロナの緊急事態宣言で、休みの日もスキーは行かず、
良い機会なので「断捨離」家の片付けを始め、
身の周りがスッキリする頃にはコロナ終息し、
また活動的に旅に出る!という予定です。
整理整頓も楽しく、懐かしいものが出てきます。
東海大学潜水訓練センターのパンフレット。
まだ20歳の頃、私は辛い訓練は嫌だったんだけど、
レスキュー隊員を目指す屈強な先輩に引きずられ入校。
日程表を見れば、月~土曜まで(この頃は土曜は休みじゃなかった)
朝、9時~17時まで、ひたすらプール海洋訓練。
17時~18時の1時間休憩中に、風呂に入って夕食をすませ、
その後、18時~21時まで学科がありました。
伊豆海洋公園に在住していた講師は兄貴みたいな存在で、
講師としても過酷な指導内容だよな~今、思えば。
この訓練でもらったのは「オープンウォーターダイバー」
今では初心者の代名詞的、スグ取れるダイバー入門の資格ですが、
当時の「オープンウォーター」に要求された技量は「バディ同志で潜れる!」
我々も潜水訓練センターを卒業し、すぐバディダイビングを始めたが、
ヒヤリハットの連続で、難しいものがありました。
訓練の、首に5kgウエイトをぶら下げて、
ウエイト ネックレス立ち泳ぎは、
長い時間、海面に浮いていられるようになったし、
アクシデントを想定した訓練内容は、
フィンのストラップが切れたり、
激流でマスクが流されちゃったり、
水中で高圧コースが破裂したり、
長くダイビングを続けるならあり得る場面で、
私は実際に体験した事。
冷静にやって生還したのは潜水訓練のおかげだな。
東海大学潜水訓練センター・・・
昭和42年 東海大学海洋学部「アクアラング訓練所」
昭和50年 東海大学潜水訓練センター
昭和59年 IOP 東海潜水訓練センター
その後、閉校。
ダイビングは楽しいレジャーだから、
辛い訓練なくとも、しっかりしたガイドと潜れば、
厳しい潜水訓練や、スキルが多少足りなくても大丈夫!
水中世界を楽しめる訳なんですね。
そういった考えで潜水訓練センターは終わったのでしょう。
でも私は若い頃に、厳しい訓練を受けて良かったな。
人生の良き思い出にもなっています。