ダイバーで良かったのは、見知らぬ海にたくさん行けた事
ボルネオ島マレーシア サバ州東海岸沖の砂洲にある
「カパライ水上ダイブリゾート」は、
世界中のダイバーが注目したシパダン島への基地の一つ。
完全なる水上コテージ+ダイビング施設、兼、軍事宿舎。
潮が引くと美しいホワイトビーチが出現しますが全て水上です。
前回は2003年にマブールに滞在、これは2008年カパライ滞在話です。
マレーシア航空 カパライ水上コテージ滞在5日間
シパダン6ボート+無制限ビーチダイビング付&食事付 99,800円
ここでの思い出は心に残るものとなりました。
カパライ ダイビング三昧リゾートの日課表です。
朝5時から潜って夕食時はビールを飲みながら水中DVD上映会
ここでのルールは
「オープンウォーターのCカードを持ち チェックダイブに合格すること」
チェックダイブはインストラクター含め全てのダイバーがやらされます。
自由度が高いダイブサイトでは「チェックダイブ」は重要視です。
水中でマスクを外して付けてマスククリアが出来ればOKです。
カパライ初日のダイビングログです。
日本人の良いガイドとダイバーに恵まれ、他、ヨーロピアン、
韓国、香港、まさに世界中のダイバーが集まっていました。
チェックダイブはカパライリゾート前のハウスリーフ。
無制限セルフダイビングもこの海で潜ります。
桟橋がありエントリーもエキジットも超ラクです。
海にエントリーしてコテージを見上げるとこんな光景
沖合には沈没船が数隻、主にバディとのセルフダイブはここで。
マクロ系のハゼやウミウシが好きなダイバーは絶賛していました。
じっくり海底で観察し写真を撮るには、
カパライ ハウスリーフの無制限ダイブは最高!というわけ。
探すとニシキテグリがたくさんいます。
カパライ ハウスリーフならリタイアして歳をとって行っても
自分のペースでダイビングを楽しめそうです。
もう一つ、カパライ ダイビングリゾートのローカルルールを。
自由度が高い海ゆえ、単純ながらルールも厳格です。
あれ?雪山スキーで言えば、北海道のニセコのような・・笑
手袋はダメなんです、安易に海底のモノを触っちゃうでしょ。
海底のモノを守るには着底しない事も大切。
ダイバーがどっさり海に入る事は、自然にとっては脅威です。
この素晴らしいマレーシア領の海域は、
フィリピン南西、北インドネシアの国境付近、調べたら2021年現在、
外務省によると「観光・ダイビング目的で行くのはやめて下さい」と。
サバ州東海岸 武装集団イスラム過激組織による誘拐拉致事件は
2016年の18件をピークに収束傾向のようで、
また主催旅行が再開し行けるようになることを願います。
しばらくシパダンダイビングのお話をしようと思います。