早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

ニセコは雪崩死亡事故が日本一多い山だった「スキー場外の捜索費用」

マスコミ報道も、経験ある人が書くなら ともかく、

聞いた話で書かれちゃ、愛好家は たまらんよね。

 

まぁ、良く遊びに行く 北海道のニセコは かつて、

日本で一番、雪崩死亡事故が多い山だったそうだ。

 

でも、新雪滑走の自由を尊重し 厳格な規則がある。

「ロープはくぐってはならない」解りやすいルール。

 

実際に かなり奥に進んでも、境界にロープが張ってあり、

ロープさえ越えなきゃ、ルールを守る事が出来る。

 

① スキー場外へは 絶対にゲートから出る事。

② ゲートが閉じている時は、スキー場外は滑走禁止。

③ ヘルメットの着用、雪崩ビーコンが必要と考える。

④ 立入禁止区域には 絶対に入ってはいけない。

ニセコルールを読むと、簡単だが重要な事が書いてあり、

樹林帯を滑るべき斜面、トラバース(横断)注意箇所、

沢底は滑ってはならない箇所が一言あり、

去年の4月に 滑った時の沢底ですが 注意事項通りです。


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スキー場外の救助捜索は、最低10万円が請求とあるが、

救助が難しい場所だと、数百万円になる事もあろう。

 

それを踏まえ ニセコルールを熟読マップを頭に叩き込み

場外スキーに行く心は・・・行った人でなきゃ解らんでしょ。

 

バックカントリーの遭難で、危険な遊びと非難を受け、

でも、新雪を滑ろうってのは 一部の愛好家ですよ。

 

実は 新雪を滑るのは 難しくて 転びやすいうえ、

転んでしまったら 体力を消耗し大変な事になる。

スキー場内ですが、新雪で転んだ人をご覧ください。

もがくほど雪に沈み、立ち上がる事は出来ません。

転んだ瞬間に、腰まで埋まったスノーボーダー。

頭から新雪に突っ込むと、窒息死する人もいます。

私も始めた頃は、起き上がるのに15分とか、

少し登り返すのに 30分かかって汗びっしょり!

なんて 事も ございましたのでね。

整備されたスキー場でも、新雪だとコレです。


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私の乏しい経験から 申しましても、

コース外の新雪では「転ばない心構え」で滑ります。

 

もう10年くらい前に なるだろうか、

夕方、ニセコ アンヌプリ スキー場内の 吹き溜まりで、

スキーって転倒すると、板が外れるんですが、

外れた板は 深い雪の下 「雪山でスキー板を紛失!」

 

幸い、後続の滑走者がいて、2人で雪を掘って、

ポーランドから来たという スキーヤーさんでしたが、

ほんと、命拾いした思いで、今も忘れません。

 

こちらは、北海道トマムで やらかした動画の静止画です。

ヘルメットは 絶対着用!と思った瞬間ですけどね。

林間で転倒すると、思ったより飛ばされ、立木が迫る!

宙を舞って、ビデオが真っ黒になりました。

それから背骨を守るため、ザックも背負っていますよ。

足を守るため、転ぶとスキー板が外れますが、

既に、片足のスキー板は、どこへやら?

歩くと 膝から腰まで 雪に埋もれますから、

スキー板が無いと、麓まで下山は不可能です。

私は、失敗が経験値となり 乗り越える事で、

次のステップがあり更に超えて、醍醐味でしたけど、

林間で転倒した動画を見れば、あらためて危険で、

怪我をして動けなければ、救助は高額ですし、

そもそも アクセスしにくい場所だから、

救助にあたる方々も危険を伴う。


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マスコミが伝える 昨今の日本の風潮を思えば、

「スキースノーボードは 危険を伴い オススメしません」

悲しいかな、そう申しておきましょう。

 

実際 ウチの30代は、ガーラ湯沢スキー場に 8千円で行けても、

「スキー場に行こう!」って、いなくなってしまったし、

もう、外国人スキーヤーを呼べば、良いのだよね。

(本音は 職場の皆で スキー場に行ければね・・・)

スキー旅行の話は、私の記録として残します。