北海道の野付半島と トドワラを知ったのは、
1970年代、漫画少年キングの「サイクル野郎」
自転車で日本一周する主人公が 枯れ木にもたれた。
野付半島に行ったのは1990年位に一度だけ。
JAS 日本エアシステムで旭川へ(2002年JALと統合)
羽田から 往復航空券だけで 11万円/1人 もした。
北海道の知床と根室の中間に、全長20kmの野付半島がある。
トド松やナラワラが 海水の浸食で枯れた風景は壮絶!
サイクル野郎で想像した 風景が広がって私は感動した。
(この写真を撮ったのは 30年前です)
その後、北海道に旅行に行く仲間に 野付半島を紹介。
でも帰ってきて 感想を聞くと「ガッカリした」とか、
「何もありませんでしたよ!」私はウソつきか?
30年前は枯死したトドマツが林立していたのだ!
ある意味、これが本当の自然の世界。
かつて森だった場所が 地盤沈下 高潮にやられ、
自然が作り上げた 荒涼とした地の果て風景も限界。
トドワラは数年前に、ほぼ消滅したと聞いた。
地球温暖化で 海面が上昇する前に、
もういちど行って、変化を確かめてこようか。
野付半島は不思議な形をした半島だ。