テレビを一切見ない 悠々自適の老人ですが、
トランプさんが撃たれたとか、パリで五輪開催、
東海汽船のジェット船が航行不能、
これくらいのニュースは耳に入る情報不思議時代。
しかし東海汽船、私の頃(ハタチ前後)は大型客船。
と言っても ヘルシンキの シリアセレナーデみたいな、
成熟した西欧の 快適な船旅とは かけ離れた、
船底の2等船室に、体育座りを余儀なくされるほど、
難民船みたいな大混雑で 夜通し10時間~
もっとも乗客は、1都三県に住む 若い男女という事で、
周囲の知らぬ異性グループとトランプをしたり、
若手の良き出会いの場となり、
行先のキレイな海と島は、
若者にとって夏の最大の楽しみでした。
さて、船のエンジンが止まるってのも、怖い事ですね。
私は船外機船で、潮に流されるドリフトダイビング、
流れに逆らって泳ぐ事がないので、好んで潜ってましたが、
けっこう、ボートのエンジンが故障して(昔の話)
遥か沖の 流れが速い海で浮上し「ボートがいない!」
ボートのエンジン停止~漂流~はぐれた!
実際に遭難し ダイバー行方不明とかありましたし、
水面に出たらゲリラ豪雨、高波と雨で視界ナシ!
幸い私はボートに拾われたけど、
あ~そうそう、高波をくらい転覆という 最悪だ。
陸まで自力で泳いだダイバー、今思えば、ヒヤリハット!!!
あと「えい航」経験も。
エンジン故障で漂流し「戻ってこない!」
察しったダイビングサービスが 救助に来てくれたので。
島の影で無線が届かず、今思えば、ヒヤリハット!!!
ジェット船は先日、香港から澳門まで乗りましたが、
東海汽船のジェット船は、シュ!として、
黒潮や荒い外洋を 飛ぶように航行するスタイル。
この船の形、こりゃエンジンが止まれば、揺れる訳だ。
ちょうどテレビ東京の午後ローで「ザ・ブリザード」って映画見て、
私的には空を飛ぶより、水慣れした船って安心しちゃうけど・・・
あ~この映画、海体験者なら かなり面白く見れると思います。
私が先日乗った、金光飛航のウォータージェットは、
ひらべったい形、もっとも香港~澳門は内海で穏やかだから、
ほぼ揺れず、70~80km の速度で快適でしたけどね。
あまり混まずに快適に行けるなら、式根島、新島、神津島
また行って、夏は思いっきり泳ぎたいですね。