羽田から高知空港へ、高知から徳島の山間部へ、
2泊3日で四国の中央 吉野川上流部の秘境に行った話です。
今まで何度か行った四国旅は街が中心でしたが、
今回はレンタカーで国道439(通称:酷道ヨサク)を走って山の中へ!
四国 自然の魅力本領発揮!2020年8月の話です。
1・剣岳登山
まず高速と酷道ヨサクを走る事100㎞ 2時間30分 剣山の麓へ。
標高1955mの剣山を登ってみます。
西日本第2の高峰で冬は降雪があるという事です。
山頂付近は高い木がなく なかなか素晴らしい眺めです。
小道を行けば対をなす「次郎笈(じろうぎゅう)標高1930m」へ、
この時は時間もなく断念、次回に行ってみます。
剣山山頂です。徳島県最高峰で日本百名山のひとつ。
2000m級の山ですが中腹までリフトがあるのでラクです。
リフト乗り場から 剣山山頂まで1時間くらいの登山です。
剣山観光リフト乗り場の駐車場はそれほど広くなく、
通称:酷道ヨサクを走らなければ行けません。
この国道439号 平日だと工事のため時間通行止があって、
私の時は通れるのが毎時10分間のみとか、道幅が1台分しかない酷道
迂回路がないので事前に調べる必要がありました。
徳島最高峰「剣山」登山の様子の動画です。よろしければご覧ください。
2・奥祖谷二重かずら橋
剣山を下山して、狭くクネクネ酷道439号を戻り「かずら橋」へ。
男橋と女橋2本のかずら橋が、清流 祖谷渓にかかっています。
木とねじった枝で作られた全長40mの吊り橋は、
水面から10m、幅1~2m の圧巻です。
迫力があるのは男橋(高さ10m)のほうです。
高いところが無理な方は女橋(高さ5m)が良いかもしれません
2本の「かずら橋」のほか「野猿」という人力ロープウェイもあります。
これがまた楽しい!この地方、昔はこれが川を渡る移動手段だったようで。
ロープを引っ張って小屋を手繰り寄せて乗車。
手を放せば渓谷の中間へ走り出し、そこからロープを引っ張って対岸へ。
すごく楽しいです!
男橋、女橋、野猿人力ロープウェイに乗った様子は
動画が良く解ると思います。よろしければご覧ください。
3・天空の村 かかしの里
二重かずら橋から 今夜の宿「いやしの温泉郷」への道中 不思議な光景が。
突然に人々が現れ 私はギョ!っとしました。なんでこんな山奥に!
バス停や集会所にもたくさんの人が!たぶん日が暮れたら「人」にしか見えない
人形・かかし、集落の人口より多いそうですが、
働いたり集会したり、生活しているように置かれている。
見方によっちゃドキ!ってするような、四国の山岳地帯の集落、
高齢過疎化の限界集落「昔はこんなに賑やかだったんだ!」もしくは、
「また皆で集まって かかしの里で暮らそうよ」と言っているのか?
複雑な気持ちになりました。
この人形は私設住民基本台帳に登録され、名前も生年月日も記載される。
集落の方が人形を作って置いているそうです。
4・いやしの温泉郷(山間の温泉宿)
宿泊する「いやしの温泉郷」まずは露天風呂に入って
剣山に登って汗をかいて、温泉に入って、キンキンに冷えた生ビール、
く~生き甲斐です。
祖谷の渓流で獲れた川魚でしょうか。
美味しい夕ご飯をいただきます。
「いやしの温泉郷」お部屋の様子やレストランの動画です。
四国 徳島の秘境観光、祖谷山岳モノレールを楽しむには最適な温泉宿です。
5・旧小采家住宅(三好市の史跡)
「いやしの温泉郷」宿のそばにある古民家「小采家(こうねけ)住宅」も見ものです。
重要文化財 昔の祖谷の住民の方の生活に想いを寄せるのも楽しいです。
さぞかし夜はトイレに行くのが怖かっただろうな・笑。
「こうねけ住宅」はムービーしか撮ってありませんでした。
よろしければご覧ください。
この頃、GoToトラベルキャンペーンが不透明でしたが、
三好市さんが独自で「GoTo秘境トラベルクーポン」をくれました。
この券を使って翌日は隣接の「奥祖谷観光周遊モノレール」に乗ります。
これが凄った!その話は別途させていただきます。
四国のド真ん中、山奥の秘境でも、美味しいご飯が頂ける日本です。