このブログも「海のモノ?山のモノ?」解らない感じですが、
目的は「旅を楽しむ!」ご了承ください。
今日は旅のトラブル・機材故障の話を。
1980年代、グアムから成田へ、CO965便で発生した話。
DC10型機は垂直尾翼に第3エンジンがあるジェット機で、
このエンジンが停止、与圧系統にも何らかの異常で空調停止、
サイパンに緊急着陸した話(DC10型機から降りる筆者)
この頃、コンチネンタル航空は、アメリカ航空業界でも、
ディレイ、キャンセル、オーバーブッキングは普通で、
倒産寸前でした。
異常を感じたのは、グアムを離陸し、しばらくしたら機内が熱い。
皆さん大汗をかいていました。
外を見ると「海面が近い!」低空を飛んでいるのが解り、
テニアン島がとても近く見え、サイパンにランディング。
アナウンスも無く、コックピットと連絡が取れているのか?
客室乗務員がドアを開けたのは、熱くてたまらん!という訳。
酸素マスクが出る事もなく、無事に着陸は出来ました。
さて、DC10は成田に飛ぶ事なく、サイパンで欠航。
サイパンでのホテル、食事、タクシー代は、
全てコンチネンタル航空がもってくれました。
写真はお世話になった、タクシーの運転手さん。
翌日の同時刻 CO965便で帰国を勧められたが、
どうしても帰りたかったので、他社に振り替え、
この頃、まだJALがサイパンに飛んでいたので。
「成田行きは JL948便、深夜の3時45分発」を確認し
当時のサイパン・ダイヤモンドホテルへタクシーで移動。
ここで落とし穴。
夕方の混乱時、この時刻表は今日の過ぎ去ったAM3:45。翌日のものではなかった。
振り替えてもらった翌日のJAL便はAM2:45発と1時間早かった・・
早朝、サイパン空港に戻った頃、JAL機のエンジン音が聞こえ、飛び立った。
JALざん「我々を待っていた」と言う。
混乱の中、確認不足、時間を間違えたのだ。
結局、修理完了?コンチネンタルDC10で帰国した。
数日して新聞記事、またコンチネンタルCO965便DC10機、
エンジンが止まって成田に緊急着陸。
ちゃんと修理して~(当時の記事)