私が好きな泉質は 濁り湯 硫黄泉・硫化水素泉など、
見た目も肌触りも 迫力がある温泉が特に好きです。
1.別府 紺屋地獄 2.霧島 硫黄谷 3.ニセコ雪秩父 五色温泉
3.蔵王温泉 4.奥日光湯元 5.乳頭温泉 鶴の湯 6.登別温泉・・・
お気に入りで何度も行った温泉です。
そしてJR SKISKIの前記事でも書いた「万座温泉」ですね。
この話は2009年 新宿から送迎付き1泊2食付 8800円「万座日進館」
(朝 新宿駅からツアーバス乗り場へ歩く)
都庁そばからバスは発着します。運行は都内老舗の日の丸自動車。
普通免許を取った頃の教習所、大崎の国際か?目黒の日の丸自動車か?
同級生とも国際自動車教習所でしたが、松田聖子さんが日の丸に入所!
「え~日の丸にすれば良かった!」って裏話もあります・笑
歴史あるバス・タクシー・教習所を運営する会社なので安心です。
日進舘ゆけむり号・専用のラッピングバスです。
東京から230㎞ 群馬の山奥・長野県境辺りにある万座温泉。
直行バスで行けるなら マイカーより交通費は激安です。
乗り心地が良いバスで送迎コミ8,800円ってのは、
当時の 日進館会長 泉堅さんが趣味で経営してるのでは?と思いました。
万座に行く途中、民主党マニフェストにより工事一時中止された八ッ場ダム
ダム建設の賛否は難しい問題だが、既に住民は移転しており
「ここまで作ってダム工事中止?」
地元もダム反対より 工事中止に反発があったようで 結果的に完成した。
そしてほぼ完成した2019年の夏、巨大台風19号が関東を直撃!
あっという前に 八ッ場ダムは満杯になり治水に成功。
利根川水系の住民が 八ッ場ダムに救われたという話もあります。
八ッ場ダムの建設現場を見ながら バスは13時頃に万座温泉に到着。
ワイルドな風景を散策したり たくさんあるお風呂を楽しみます。
多種あるお部屋によって料金は違います(写真は別館和室)
新宿から「ゆけむり号」ほか 春はマイカーにスキーを積んで、
残雪の志賀高原・横手山渋峠で滑って万座温泉に泊まる。
冬季は積雪で行き来が無理なのは「私をスキーに連れてって」
映画を見た方なら解ると思います。その時の話はまた後日に。
なんといっても自噴する濃厚酸性硫黄泉がたまりません。
真っ白い湯(日進舘HPフリー画像より)
濃厚酸性泉、金属が真っ黒になります(日進舘HPフリー画像より)
万座の宿は一通り泊まりしたが一番お気に入りは「日進舘」
宿泊者限定のお風呂も
料理の基本の合言葉「ま・ご・わ・や・さ・し・い」
豆・ごま・わかめ・野菜・魚・椎茸・いも。栄養バランスを考慮した健康食。
若者向けパンチが利いた料理はないですがコレが良い!
日進舘のスタッフは皆さん音楽家で 夕食後はフロアショーが楽しめる。
楽器を使った生演奏は滅多に聴けないから 良い時が過ごせます。
(日進舘HPのフリー画像より)
日進館の支配人 泉さんは真っ白いスーツで登場し歌を披露する。
作詞作曲も手掛け CDも出してるシンガーさんです。
スタイルも良くて若々しく見えたんだけど、
2018年 70歳を前に急性心不全で急逝されたのはショックでした。
今は、可愛らしい娘さんが女将になり、やはりシンガーという。
いいですね~万座温泉日進舘。女将の歌声も聴きたいものです。
リタイアして行き場がなくなったら、しばらく滞在したい温泉宿。
湯治部屋で 家賃並みで泊まれるプランもありますね。
(湯治ルームの旅写真が出てきたら また記事にしたいと思います)
上の写真も日進舘ホームページのフリー画像。
もちろんここに泊まって、万座温泉スキー場で遊ぶ事も可。
そして映画「私をスキーに連れてって」のロケ地「ハウスユキ」
2010年に閉業となり 今は「日進館イン」として改装されていると思う。
大勢のスキースノーボード仲間がいたら 一棟貸切が楽しそうですね。
2日目(東京へ帰る日)お昼過ぎまで温泉に入ったり、
写真のような散策路を歩いたりして、日進館ゆけむり号で帰ります。
11月、今頃のシーズンですが雪がありますね。
それにしても、純白のスーツが似合う泉さんの急逝・・・
「出来る事は 先送りせずに今やろう!」思いますよ