JRのお偉いさんのリニアの記事を読んでみた。
中国のは常に1㎝しか浮上しない 常電導。
一方 JR東海のリニアは車輪走行で加速後に
10㎝も浮上する高い超電導技術。
「だから中国のリニアはダメ」みたいに書いてあった。
まぁ私は 上海のリニアに実際に何度も乗って、
中国の鉄道博物館にも行ってみたんだけどね。
上海のは最速430㎞で空港まで30kmの距離を7~8分で走る。
日本に 同じ交通システムがあれば、
東京駅から成田空港まで 僅か15分くらいだ。
成田空港が完全開業し新幹線なりリニアで結ばれていたら
東京圏が シンガポールのように発展していたかも?
なんて夢物語を想像してみるのも楽しい。
そもそも高度な技術で 10㎝も浮上させるってのは、
日本は大きい地震が多いからと思ってまして、
上海は地震がまず無いから、いつも1cm浮上していれば大丈夫で、
それゆえ構造はスリムで コスパが高いと思われ、
たしか運賃も日本円で700円くらいでした。
だから「中国のリニアはダメ」でなく
「大きい地震が頻繁に起きる日本には不向き」が正解でしょ。
気になったのは「日本って他国にケチをつける国だった?」
上海の鉄道博物館は「日本は1964年〜高速鉄道がある」と称えてくれてましたよ。
超電導技術は 私が子供の頃から研究され
実現化が悲願と思うが なかなか生かせない日本という国。
かつて日本は経済大国で世界のトップを走ってきたのが、
どんどん抜かされ、何かやろうにも うまくいかない。
いらだちは、私もあるんだけどね。
日本は人に優しい とても良い国と思うんだけど、
昭和の「追いつけ追い越せ!」みたいな厳しさなく、
万人が言いたい事を言う割に行動なく、
私の街や生活圏で 主な現場の働き手は外国人労働者だから、
日本は未だ 豊かさの余韻は残っているんだろうけど、
これからこれと言った成長戦略もなく不安だらけ。