静岡の秘境「寸又峡温泉(大井川上流部)」に行った時の話。
昨日は上海リニア(マグレブ)に乗った時の話の中で、
「JR東海のリニアは完成しないかも?」と書いたけど、
静岡県の川勝知事がリニア反対!工事をさせない件、
単なるエゴと思っていたのですが・・・、
リニアのトンネル工事で大井川の水が減る問題
大井川鉄道に乗って、大井川の上流まで行くと、
川勝知事が「1滴も譲らない」おっしゃる事も解ってきます。
トンネル工事の水問題と言えば、
最近では、北海道新幹線のトンネル工事で、
たしかニセコの桂地区で、水枯れがあったんだよな。
ちょっと資料が見つからず、詳しくは忘れてしまってスミマセン。
さて、東京駅を朝7時の新幹線「ひかり号」で静岡へ、在来線で金谷へ、
隣接する大井川鉄道に乗って千頭まで。帰りにSLに乗りますが、
行きは電車でした。大井川に沿って上流へ走ります。
千頭から奥泉へ、南アルプスあぷとライン・トロッコ電車で出発。
中部電力の井川ダム建設資材運搬用に使われた鉄道です。
大井川鉄道井川線で上流を目指します。
ところで東海道新幹線で大井川を渡ると、川に水がないのが解りますが、
グーグルマップを見ても明らかですね。
山岳鉄道は大井川上流部を目指します。
沢間駅を過ぎて、左手から寸又川、右手から大井川の合流部
実際の川の写真はこちら。流れる水が少ないですね。
夏、雨が少ない年だと、干上がってしまいそうです。
この電車に乗って行くと、大井川の実情が良く解ります。
大井川水系は、利水と治水目的で、中部電力の水力発電ダム、
国土交通省のダムがたくさんあり、私は長島ダムに見学に行きました。
高校を卒業し国交省に入ってダムに配属になったばかりという
職員の方に案内してもらいました。
大井川を知るにはとても勉強になりました。
電車は奥泉駅に11時に到着。バスに乗換、寸又峡へ向かいます。
今日の鉄道はここまで。
寸又峡温泉に泊まり、明日は上流まで鉄道で行きます。
つづく・・