日経を見たら LCCジェットスターがストライキで、
成田-新千歳、成田-旭川など 15便+2便が欠航し
年末年始の帰省客など 2600人に影響があるという。
予約は今日と明日 軒並み満席のようでした。
ウチもジェットスターは 良く利用するが、
安いと4千円程度で 北海道や四国に行けたり、
リタイア組にとって 今後も利用価値が大きいと思うが、
労働者の権利とはいえ、利用者無視のストは信頼失落、
理由はどうあれ 利用者にとっては 関係ない話ゆえ、
ウチも「ストをやる航空会社」という 認識になった。
実際に欠航便に当たったら 考えちゃうよね~LCCは peachも あるし。
という私も 40年前は日本最強の組合に入っていたので、
ストライキは実行側で体験をしたのですが、
あの頃はゼネストと言って 一部の私鉄(小田急・京急・西武)以外
国鉄を筆頭に交通麻痺がしばしばあり、みんな線路を歩いて通勤した。
組合員はストでノンビリと思えば むしろ自分の自由な時間などなく、
職場に終始詰めて、運転に備えてなきゃならん。
処分を受けた組合員の減給は組合費で確保、
だからストで待遇が良くなるどころか、
安月給 どんどん上がる組合費、カンパは強制。
時代は前後するが 田中角栄さんが「公共企業体のスト権ナシ」発言で
8日間に及ぶスト権スト(スト権を得るためにスト)を実施、
影響は多大で ストライキの効果は抜群と思いきや、
利用者を完全に敵に回す事になる。
反感は高まり 上尾事件と言う 順法闘争を調べると興味深い。
法を頑なに守る ノロノロ運転、猛烈なラッシュにキレた客が
電車や設備を破壊し運行不能、駅長や乗務員を吊るしあげた暴動事件、
今では考えられないが、昭和の時代は熱かったのだが、
ストライキをやって 良かった点は一つもないと経験。
その後は不可解な事故が頻発、潰されたのだと思っている。
「団結がんばろう!」皆で一緒、不安を感じる事は無かったが、
土曜は休みでない週48時間労働、低賃金で狂乱物価
生活苦から明けや休みはバイトしてたから、
労働運動が 盛んになったのだろうが 今 そこまであるか?
大切にしたいのは 利用者の気持ちではないだろうか