お正月、成田山 新勝寺に初詣の帰り、幻の「成田新幹線 高架橋」へ寄り道。
東京駅と成田空港間、65kmの路線距離を 260km/hの速度で20分台で到達予定だった。
イオンモール成田の横に 立派な成田新幹線用 高架橋が空港まで完成済。
下の写真は 京成スカイライナー新線が開通する前、
新幹線高架橋の右側から、貧弱なJR成田支線が入り、
単線で成田エクスプレスなどが空港まで活用してました。
京成スカイライナー新線が開通し、成田新幹線高架橋に接続後。
山手線の日暮里から成田空港まで36分
成田新幹線の計画ルートに新規に線路を作って、最速のアクセスになりました。
そもそも成田新幹線は、開港時に空港アクセス列車として工事が開始、
東京駅側は現・京葉線、空港側は写真のとおり完成済み。
江戸川区~浦安地区で反対運動がはじまり、
理由は「地元にメリットなく騒音問題がある」というもの。
実際、新幹線は走行音がとても静かで、
東海道や東北上越新幹線の在来線並走区間に行くと、
あきらかに在来線電車のほうがウルサイんですよ。
長く「成田空港は遠く不便言われた訳」
アクセス列車が反対運動で出来なかった。
成田新幹線は、東京・千葉ニュータウン・空港、3駅構想でした。
今も千葉ニュータウン中央駅あたりは、
地盤が強固で地震に強く「DC銀座」と言われ、
グーグルやAmazonを始め、大企業のデータセンターが集積し、
住宅地としても高機能なエリアになっています。
在来線最速160㎞の速度で、成田空港まで36分で到達する
スカイライナーに乗った感想は「京成電鉄 頑張った!」
上野・日暮里から青砥、都内区間は昔からの京成線でカーブが多く、
高砂あたりまで速度も遅く、所要時間36分の半分を消費。
「本当に36分で成田に着くの?」心配になります。
京成高砂を過ぎて、北総線・成田空港線から速度が上がります。
西白井駅、千葉ニュータウン辺りから電車は本気に速い!
もともと成田新幹線が計画されたルートなので、空港までほぼ直線
空港第二ビルにスカイライナーは36分で到着。
開港当初から、成田新幹線が東京駅から空港まで直線距離で開通し
成田空港もフルに完成をしていたら、
今頃はシンガポールのチャンギ空港のように世界一になっていたかも。
私が思う成田空港
1,地盤が強固な内陸で、地震に強く津波の心配がない。
2,春一番が吹く頃、強風、霧による視界不良がある。
3,台風、ここら辺は停滞する事がなく数時間で過ぎてしまう。
4,降雪の心配がない・・つまり安定安心!
私と成田空港、開港から8年後1986年にGUAMへ行った時から。
B747ジャンボジェットが主流で、航空機の燃費が悪かった頃、
アメリカの各航空会社は、成田をハブ空港としていた。
極東にあり気象が安定した成田の立地は良く、
アジアの旅客を成田に集め、大型機に乗せ換えアメリカへ飛んでいく。
ところが近年は飛行機の燃費も向上し、
最新のB787なら、シンガポールから米国まで無給油で飛ぶ。
韓国仁川に飛んでから、アメリカを目指した方が安かったり、
近隣国の空港が立派に完成した近年、
次の時代も成田・羽田空港は発展していく事が出来るだろうか。
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参考にスカイライナーに乗った時の動画を。
画質も良くなく字幕もない、撮りっぱなしですが、
よろしければご覧ください。
海外旅行はまだ当分先になりそうですが、スカイライナーに乗って、
動画を撮りながら、成田空港でも行ってみようかな。