早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

大井川鉄道で上流部 長島ダムへ「静岡4」

大井川上流へ 寸又峡温泉1泊の旅、帰路です。

宿からバスで大井川鉄道 井川線「奥泉駅」へ。

まず帰路とは逆方向、山へ、更に上流へ向かいます。

井川線はディーゼル機関車です。

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「アブトいちしろ駅」ここから山岳急勾配になるため、

鉄道は車輪が空転し走っていけませんので、

アブト式電気機関車を連結し押してもらいます。

大井川鉄道の見所「車両の連結・開放」アブト式

この1駅区間だけアブト電気機関車が走るため 架線が張ってあります。

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線路の中央にギザギザのラックレールが見えますが、

機関車のラックホイール(歯車)がここに噛んで

急勾配を滑らず走行できるもの

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北陸新幹線が無い頃、上野から長野まで信越線「特急あさま号」の更に前、

碓井峠を越えるにはこの仕組みでしたよね。

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アプト式電気機関車の連結作業です。

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急勾配は「アブトいちしろ~長島ダム・1駅間のみ」

電気機関車は長島ダム駅で開放し、

あとはディーゼル機関車のみで走行し奥大井湖上駅へ。

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湖の上にある駅です。ここで少し散策し上り列車を待ちました。

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井川線 上りディーゼル機関車が来ました。

これに乗って大井川に沿って下山します。

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長島ダム駅に到着!ここから急な下り勾配のため、

またアブト式電気機関車が連結。

空転し滑らないよう踏ん張ってもらい走行。

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パンタグラフが上がって電車線から集電する電気機関車。

長島ダム~アブトいちしろ間のみ、架線が張ってあります。

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私はここで途中下車し、長島ダムへ行ってみました。

大井川の国交省 長島ダムの上流には、中部電力 井川ダムもあり、

井川ダムで利水(水力発電)し、長島ダムで治水ってイメージ?

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がっちり水量を調整し、大雨時に下流域を洪水から守るのでしょう。

国交省の方が長島ダムを案内してくれました。

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ダムの制御室、台風など悪天候時は職員さんが集まり、

しっかり監視し、大井川流域の方々の生命と財産を守るべく

活躍されるのだと思います。

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ダムのゲート制御盤ですね。

時には緊迫した悪天候のなか制御されるのでしょう。

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国土交通省 長島ダムでした。

ちなみに井川線の終点駅「井川駅」まで行けば、

中部電力さんの井川ダムも見学できると思います。

次回はそちらにもお邪魔したいと思います。

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長島ダム駅に戻ってきました。

ディーゼル機関車に、アブト式電気機関車の連結作業。

アブト式は、急勾配の1駅区間のみ。

次のアブトいちしろ駅で、電気機関車は開放されます。

うん、大井川鉄道は見所がたくさんです。

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大井川鉄道・井川で千頭駅まできました。ここで本線に乗換え、

帰りはSL C10型8号蒸気機関車で、東海道線の金谷駅まで走ります。

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なぜか後ろ向きに機関車は連結(転車台がない?)

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蒸気機関車の運転は難しいと思いますよ。

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客車は昭和10~30年代の木の座席、白熱灯、

まだ生まれてない時代なので、懐かしさはありませんが

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日本国有鉄道の扇風機は懐かしい。

エアコンが普及していなかった頃はコレでした。

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専務車掌さんが沿線の観光案内やハーモニカ演奏で、

旅を楽しませてくれます。

こういった方は、ほんとうに仕事が好きなんだろうな。

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これまた記憶が定かでありませんが、

電気機関車が押してくれてるようです。

先頭が蒸気機関車、客車を挟んで最後尾が電気機関車。

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今回は、中国 上海リニア(マグレブ)に乗った話から、

静岡県の川勝知事が反対する、JR東海のリニアは出来る?

トンネル工事による水枯れ、水問題、

大井川の上流部 長島ダムを見て、大井川の利水と治水、

 

工事に着手できないリニアの南アルプストンネル静岡工区は

もう少し上流部なんですが、どうなることやら。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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