早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

碓氷峠②めがね橋・特急あさま号に想いを寄せる

国鉄信越線 横川~軽井沢間にかかる碓井第三橋梁 めがね橋

明治26年に完成した碓氷峠4連アーチ橋、素晴らしい建築です。

いや~いくつか国鉄の橋を見てきたのだけど、

先代日本人、国鉄労働者のマンパワーにはビックリ仰天です。

f:id:uminotabi7:20211102071342j:plain

コチラは めがね橋の上から撮影しましたが、丁寧にレンガは貼られて、

明治時代ですからね、電車も登れないほど急勾配の山です。

本当に先輩たちには頭が上がらない想いです。

f:id:uminotabi7:20211102071401j:plain

国鉄アーチ橋、北海道士幌線タウシュベツ橋梁ほか2か所を見ました。

函館 戸井線のアーチ橋を見に行った時の記事

worldwidetraveler.hateblo.jp

第一幾品川(越川橋梁)に行った時の記事

worldwidetraveler.hateblo.jp

急勾配の碓井峠 明治から昭和にかけてアプト式機関車という、

ラックレールに機関車の歯車をかませ急勾配を登る山岳鉄道でした。

今は大井川鉄道にありますね。アプト井川線に乗った時の記事。worldwidetraveler.hateblo.jp

急勾配のトンネルはディーゼル機関車だと排気ガスで大変な事になるので、

非力な電力の時代にAC 6600Vを受電し回転型変流器で312個のバッテリーに充電

DC600V機関車にき電するという事を考えたのだと。私の勝手な推測です。

f:id:uminotabi7:20211102071446j:plain

内壁にも丁寧にレンガは貼られ、建築への拘りを感じます。

このトンネルは明治から昭和にかけての信越線で、

f:id:uminotabi7:20211102071508j:plain

向こうに橋梁が見えますが、私が機関車に引かれ特急あさま号で

走った線路はあちらです。そのさらに向こうが北陸新幹線ですね。

f:id:uminotabi7:20211102071537j:plain

この先に旧熊ノ平駅があり殉職者の慰霊碑があります。

これだけの難所にある鉄道ゆえ多くの国鉄職員が命を落とし、

今や新幹線で通過して、過去の歴史を忘れがちですが、

碓井峠の交通を守るには大変な苦労があったのだと・・・

(立入禁止箇所のトンネルには入ってません)

f:id:uminotabi7:20211102071600j:plain

特急あさま号の車掌さんが「左手に妙義山、浅間山が見えます」

アナウンスで説明してくれたのを覚えていますが、

ああいった方は 本当に仕事が好きだったんだろうな。

好きな仕事に就けるってのは最大の幸せでしょう。

f:id:uminotabi7:20211102071628j:plain

信越線 特急あさま号の碓氷峠超えに想いを寄せて

紅葉の時期にいってみるのも良いと思います。

f:id:uminotabi7:20211102071705j:plain