早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

円安物価高、金融正常化もはや無理?

円安も 1ドル150円くらいまで いくのでしょうか?

資源がない国に育った私、円高で豊かになったと思っており、

これから 収入が無くなっていく 歳に、

いささか不安で そして物価の上昇は 消費世代に打撃!

 

日銀の黒田総裁が「金利を上げるつもりは全くない」

世界の流れと裏腹に、海外との金利差が広がり、

どんどん円安になって、さらなる物価の上昇、

黒田総裁「少し金利を上げても円安は止まらない」

「金利を大きく上げられる時期でない!」

 

たしかに解らなくもない。

周囲では 金利がほぼゼロの 変動で借りて家を買って、

変動なら より多額の住宅ローンを組める訳でしょ。

景気が悪くとも 不動産価格は下がらず、

株価的にも、金融緩和は良い面もありましょうが・・・

 

私 20代中頃、金利が5~7%の時に 最初のマンション、

銀行に行ったら「ん?この年収じゃね・・・」

その後、黙って何も言わない 銀行員・貸しません・笑

 

ところがアベノミクスの 金融緩和政策 マイナス金利、

同級生の友が 数年前に住宅ローンを組んで、

「6千万まで借りられますよ」え~あと数年で60歳だぞ!

 

年金生活者にも住宅ローン!返せるの?

リーマンショックの、サブプライムローンかよ。

 

40年前は 3千万の住宅ローンでも ギリ、

今の人は その2倍以上も借りて 月の払いは同じ。

金融緩和のおかげだが、借入額は 2倍「変動金利」

少しでも金利が上がれば最悪だ。

 

それに国の借金は、やはり国の負債なんだよな。

麻生太郎さんの「貸し手は国民」納得はするが、

もはや日本国は赤字国債、お金を借り過ぎて、

先進諸国のように、物価を抑えるべく金利を上げられない。

国の借金利払いが多額となり デフォルトになりかねない。

 

私も 10年変動国債を引き受けているし、

老後を考えたら、少しでも金利を上げてくれたら。

黒田総裁の任期は 来年の春まで。

そろそろ金融正常化へ 戻して欲しいと思う反面、

東京大学卒のプロが担っている仕事な訳だが、

黒田総裁を見ると 寒気がしてくる。