早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

個人年金インフレで受給する頃には価値がなし「昭和の物価高」

今月は 企業年金の受給月、口座に振り込まれた。

加入した当時、ニッセイレディは、

「受給する35年後は インフレで価値がないのよ!」

外交員は 20歳上の人で、職場のマスコット的存在。

初任給 1万円世代で、私は8万円だったから、

単純に20年で 給料が 8倍に増えたが、

インフレで物価が上がり、現金の価値が減る時代。

 

外交員が 保険会社入社の頃に 加入した生命保険は、

お小遣い程度の額に 目減りしており、

だから、企業年金保険に入っても 安心できない。

35年後は 価値がないという話をしてくれた。

 

日銀のHP 昭和40年の1万円、今の価値に換算すると

消費者物価指数は4.2倍、4万2千円とあった。

 

貯金はせず(出来ず)給料は全部使っちゃて、

車もバイクも ぜんぶ借金で買って、

首が回らずとも、インフレでお金の価値が下がり、

当時にしちゃ 多額のローンもチャラになった。

 

逆に、バブル崩壊以降、給料は上がらずとも

デフレで物価が下がり、日本円の価値も強く、

35年前に加入した 企業年金の価値も未だ大きい。

昔の常識とは裏腹に、予想外の展開になったが、

昭和に体験した インフレ再来となれば価値は減る。

 

インフレ物価高に、追従する収入ってのは、

働いて得る労働収入か、公的年金でしょう。

 

個人年金って貯金と同じ、物価にスライドせず。

一方、公的年金は、消費者物価指数の変動に応じ、

年金額が変わる、安心した資産なのですよ。

 

でも公的年金も、マクロ経済スライド方式が導入され、

財政が悪化すれば、物価の伸びに必ずしも追従しない。

 

老後2千万円問題、一生懸命お金を貯めたとしても、

2千万円の価値が インフレで200万の価値に下がった昭和、

 

インフレ時代、働いて 継続報酬を得るのが 最良なのかも。

worldwidetraveler.hateblo.jp