早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

60代早期リタイア後の日常・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

住宅ローン変動35年.金利が上がったらどうしよう。

最近 元気がない若手が チラホラと。

「どうしたの?」と 声を掛けると、

「金利が上がったら 住宅ローン払えない」という。

 

「大丈夫!金利は上がらないよ!」言ってみた。

 

私も 日本国債を買って、国に金を貸しているが、

利回りは、僅か 0.05% という低金利。

 

物価高「こんな金利じゃ 日本に金は貸せない!」

そうなりゃ 金利を上げなきゃ ならんはずだが、

 

日銀が 国債を引き受け、借金を回す 自転車操業。

もはや 日本株も国債も、多くは日銀が持ってるって。

 

ここまでして、世界に逆行しての金融緩和。

日本の借金 国債残高、私の頃は 200兆円位。

 

今や 1000兆円を超え、少しでも金利を上げれば、

私の後輩達の、幸せなマイホーム生活は破綻だが、

その前に 日本国も膨大な利払いで、デフォルトだ。

 

従って、どこまで円安になろうと 金利は上がらない。

私は思っているんだけど、

当事者は、生きた心地が しないと言う話。

 

むしろ、高物価 インフレになっていけば、

みんなの、6千万円位の住宅ローンなんてね、

20年後は、たいした重荷ではないかもね。と言った。

 

なんで、こうなっちゃんたんだろう。

アベノミクスの 成功例とされた、

異次元の金融緩和で、30代の所帯持ちの多くが、

1都3県、東京駅まで40km 50分圏内に

狭くとも、一戸建てが買えたのだ。

 

変動金利35年 金利は無いようなモノで、

住宅ローン控除が、金利を上回る 逆ザヤが発生。

多額を長期に 変動で借りる人が 後輩では殆どだ。

 

私の頃は、金融引き締め、

2千万円の 住宅金融公庫融資 4%付いた優良マンション

 

8割しか ローンが借りれないから、2割は自己資金。

貯めた実績が、金融機関からの信用になり、

不足分は、銀行から融資を受けれた 金利は6%。

 

当然、金利が上がっても、安心な固定金利だよ。

金利が下がれば、借りかえれば良い事だ。

繰り上げ返済しよう!私は完済した経験者である。

 

当時は、買えない 家を諦めてシーマ現象という、

日産の高級セダン車が、飛ぶように売れたアホ時代。

Be-1という 私の好みでない 1000ccの中古が300万だ!

 

だからね、住宅ローンに関しちゃ、60歳代と 30歳代、

ジェネレーションギャップがあり過ぎて、

コロナ前から 飲み会の場でも、お互い理解不能。

 

この30年、成長しない日本、デフレと言われようが、

なんだかんだ、庶民生活は安定してたでしょ。

 

これからの30年はね、いろいろあるかもな。

政治や国を批判する暇があるなら、出来る事をしよう。

ちゃんと前を向いていけば、きっと大丈夫。

 

日本は、世界で唯一成功した、社会主義国なんだぞ。

これからも、人に優しい国で ありますように。