早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

ダイバーの夢パラオ「スプラッシュ」育ちはスパルタの海

断捨離、衣類の処分も始めたが、

タンスの奥から 変色したシャツが出てくる・笑

 

パラオのスプラッシュかぁ

40年間大切にし過ぎたお蔵入りTシャツ。

未だ存在する南の島のダイビングサービス。

 

描かれるのはマンタ(オニイトマキエイ)ダイバーの夢。

私と潜水、超体育会系の先輩に半強制的に連れられ、

東海大学でやっていた伊豆の潜水訓練所へ

全寮制で7日間入校した。

時は千代田区のホテルニュージャパンで火災が発生、

多くの死傷者が出た事に心を痛めた先輩が、

「俺が東京消防庁のレスキューになって命を救うんだ!」

 

猿のように身が軽く、運動神経抜群な先輩、

誰もが納得、スパルタ潜水訓練も臨むところ!

こういった ド根性系の訓練が大好きなのだ。

そんな強靭な先輩に、私は付いて行きたくなかった・笑

「スパルタの海」戸塚ヨットスクールなんてのもあって、

私は嫌な予感しかしなかった。案の定・・・

 

タンクを背負って、マスク無し、片フィンなど想定、

毎日スノーケルで 5km以上は泳いだであろうか。

 

「海につかまるヘリは無い!」「疲れたら浮いて休め!」

 

日課の締めは、6kgのネックレス状の重りを首に巻かれ、

10分間の立ち泳ぎ。今じゃ問題になる拷問でしょ!笑

映画であった海猿と同じだ。

 

一方、東京の街中にもダイビングショップはあり、

同年代のビキニ姿の姉さんたちと、愉快に講習を受ける友達も。

 

そりゃ後者が楽しいに決まってるじゃん!恨む・笑

 

まぁ私、泳ぎは遅いし下手くそだけど、

長時間浮いていられるし、

長い距離を泳ぐ事が出来るのは訓練の成果があったのか。

 

当時、ダイバーになったところで、真鶴の海ばかり。

たいてい寒いし、時に透明度は30cm ほぼ見えない・笑 

時に迷って、長い距離を泳いで良い事はあまりない。

もう潜るのはいいや!と思った頃に円高になって、

夢にも見なかった 南の島パラオ。

20年くらい間を空けて、またパラオへ行き始めて、

ダイバーにとって最高の南の島なんだな。つづく