こう暑いと海に入りたい~南の島を思い出す。
最初にパラオに行ったのは、約40年前の1980年代、
ヤップ島は裸族の風習が残り、まだ大自然だった。
思えば、もっとも多く遊びに行った旅行地は、
北海道ルスツ&ニセコの雪山と、南の島パラオの海。
体験型の旅は 気に入れば何度と行く傾向はあろう。
既に年月が過ぎて、旅の参考にはなるまいが、
今や中国人観光客が半数をしめるらしいパラオ。
まぁ、それは良いのですがね。
久々に訪れた2000年代のパラオは、
日本人ダイバー100%の楽園になっていまして、
ぶ厚いウエットスーツで、スパルタ海猿訓練は過去の話、
水温28℃~温暖な南の島はストレスがなく、
すっかりリゾートダイバーとして生まれ変わり、
私的、第2次ダイビング ブームの再開です。
パラオの海で潜るって、自由でダイナミック、
雪山スキーで言えば 北海道のニセコって感じだな。
ダイビング込のツアー代も、40年前の半値程度で
沖縄に潜りに行くより 安かった記憶があります。
名ポイント、ブルーコーナーでバラクーダに囲まれ。
流れが速く、ドロップオフという 海底の壁の中層を潜る、
あきらかに 上級ダイバー向けの海と思うのだけど、
経験10本程度の初心者も、安全に連れて行ける、
技術力が高い潜水ガイドがいて、
偉そうな事は一切なく、オチャラケて場を和やかにし、
隠れたプロ意識を持っていて 皆を導く姿っての、
もしサラリーマンの上司でいたら 最上級の管理者でしょ。
私「社会人後半戦、これでいこう!」と学びました。
のんびり、のどか、いつも夏休み!って南の島の風景
日本人ダイバー100%時代のパラオ、
普段では接点がない、いろんな仕事の人が集まり仲良くなった。
都会の職場じゃ、同じ価値観の人ばかりだからね。
オニイトマキエイ・マンタ
ダイバーの夢が全て詰まったパラオに皆で惚れた。
ミルキーウェイで天然泥パック
海底の白い砂(泥)身体に塗れば 保湿性が抜群なのだ。
この頃は、一人旅、家族と、兄弟とその友と、
様々なメンバーでパラオへ、
1人でも、誰と行っても楽しい南の島だった。
最後は2006年だったかな。
現地のメンバーも変わり、行かなくなっていった。
私も どっぷり深入りし過ぎたってのもあって、
悪いモノも見えてきたんだよな。
あ~パラオのダイビングポイントって、
町からモーターボートで1時間以上と遠い事もあり、
いくら観光客が増えても、豪快な海は今も健在と思う。