伊豆の温泉に行ったので 伊豆海洋公園に寄ってみた。
名からして 水族館的な観光施設が想像できるが、
潜水訓練施設を備えた ダイビングポイントである。
40年前は 東海大学海洋学部のアクアラング訓練所があって、
私はここで 潜水課程を終えてダイバーになったので、
36年ぶりくらいの訪問。既に訓練センターは閉校になっている。
毎日、何キロも泳がされたプール。片足フィン・マスク無しで。
(当時の潜水訓練カリキュラム)
(40年前のワタシ)
このウエイト付ベルトを 首からぶら下げて泳いだな。
水深4mプールで ウエイトネックレス立ち泳ぎ15分!
「海につかまるヘリはない!」「疲れたら浮いて休め!」
水底に沈んだ重りを 素潜りで拾いに行ったり、海猿か・笑
海へ エントリーポイントは 舗装されてました。
昔はごろた石で、波が高いと恐怖でしたね。
波の合間を見て スノーケルをくわえ沖へ全力に泳ぐ!
エントリーは良いけど、エキジットが命がけ?笑
タンク背負ってる身で シャキッと立ち フィンを外して足早に上陸。
IOP 伊豆海洋公園の海こそ「鍛えられたダイバーの海!」
私はダイバー後半、南の島でボートダイビングだったので、
もう無理でございます(チキン ダイバー・笑)
この古い建屋が合宿、教室、食堂。思い出たっぷりだ。
ダイビングセンターは移設されたようです。
ガイドが付かない仲間で潜る「セルフダイビング」は、
オープンウォーター資格で、バディダイビングの経験者など、
条件があるようですが、最近の現状として難易度高いと思います。
また 本格的な潜水訓練が出来る施設として やれば良いのに。
その後は景気が良くなり、街のダイビングショップは
若い女子のスクール生が増え、都内のお店に行けば、
「海は楽しいもの。あんたらの厳しい訓練は客が逃げちゃう!」と、
店のオーナーから言われて「そうだよな」と思ったんですが・・
でも40年後、還暦を過ぎても、筋肉が落ちない脚力を見れば、
若い頃に「海猿風 訓練」やって良かったんだろな~実感。
高校の頃に「意味ねー!」言ってた数学も、脳に及ぼす好影響とか、
理解が出来ていたら もっと勉強したのに・笑 思います。