来年62歳だけど、昭和の時代と 違うよね~
この歳まで 運転が出来るとは 思わなかった。
車の性能が良くなり 運転しやすくなったからね。
そして日本人は 若返ったと思う。
車を使う仕事をした頃、年長者は48歳と53歳。
55歳定年時代、どちらも 白髪の爺ちゃんだった。
1人は 既に足腰が弱っており 昭和は日本喫煙天国、
日常の運動や健康意識とは 無縁な時代でもあった。
だいたい 運転は若手の20~30代が担当した。
自分の運転をふり返ってみても、
運動神経が鋭かったのは 20代なのだな。
狭い道 前から曲がれなきゃ バックでいくぞ!
クルマも個性的で コラムシフトのセドリック、
都度ブレーキの踏みしろが変わる 変なブルーバード、
性能も悪いし 未完成的だったな~マニュアル車。
たまに 40代のクラシックカーマニアの先輩が運転し 、
「ダブルクラッチ 下手くそだ~」若手は思った。
公共の緊急車は 運転好きな私は楽しかった。
「50歳 過ぎたら運転させるな!」
「45歳 緊急走行はやめとけ!」
当時、若い連中から見たら その通り!思った。
苦い思い出、先輩が「緊急走行時はヘルメットかぶれ!」
かぶりモノが嫌いな私は 考えた末に反撃に出た。
「じゃ先輩、シートベルトしてよ!」
(シートベルトの着用義務は 1985年~過渡期だ)
規定のヘルメット VS 義務直前 シートベルト 譲らない2人。
「シートベルトしなきゃ車 動かさないよ~ 」と私、
後席の長老「いい加減にしろ!いいから早く行け!」と
そうとうな 偏屈モノだったが、
仕事が終われば 先輩とホッピー飲んでたから、
あっさりしたケンカなのだ・笑
思えば 日本で最初にシートベルトしたのは私?笑
令和の時代、車は運転者を信用していないようだ。
アクセルべた踏みでも エンジンは無反応。
前後左右、接近すれば「ピピピ、ピー!」警報だ。
ボケっとしてりゃ「自動ブレーキ!」表示が光る。
運転の方法も変わったね~バックの仕方、
クラッチを踏んでギヤを「R」に入れ、
助手席に手を置いて くるっと振り向いて。
これがカッコイイ!
ギリに停めるにゃ ドアを少し開けて 顔出し確認。
(これ 最近の車は 動かないらしい)
(私をスキーにつれてって・セリカ)
もっとも高齢者、この機敏な態勢、腰が痛っ・笑
まぁ、クルマが無いと不便な人もいるだろうし、
さらなる安全性能が望ましいし、
そのうち 運転者の技術力なしに 自動で動く時代になるのか?