早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

消えたヘソクリ!?「郵便貯金は20年2か月で消滅する問題」

うちの奥さんが「ガラクタの中から出てきたわ」と、

郵政省発行の 定額貯金証書を持ってきた。

通帳を見れば おろした形跡がない 100万円の貯金額が!

「ヘソクリがバレた?笑」臨時収入!と喜んだのは束の間、

曖昧な記憶「郵便貯金って 20年で何かあったよな?」

即座にスマホで調べたら、やはり恐ろしい事が。

 

郵便貯金の 権利消失の お知らせ(総務省)

2007年(郵政民営化)以前に預けた 定額貯金など、

旧郵便貯金法 第29条 20年2か月で 払い戻す権利消失。

 

ウチが預けたのは 平成10年(1998年)って、25年過ぎてる!

 

郵便局へ走り 局員さんも「え!」顔色が変わった。

やはり端末を叩いても、情報が出てこないという。

 

局員さんも「権利消滅したの?」と焦ったようだが、

 

旧 郵便貯金法 第29条 一緒に確かめた。

郵政民営化前(2007年(H19年)9月30日)までに

お預け入れいただいた 定額郵便貯金、

定期郵便貯金及び 積立郵便貯金につきましては、

満期日の翌日から 20年間 払戻等の お取扱いがない場合

「権利消滅の ご案内(催告書)」が送付されます。  

さらに 2か月経過しても 払い戻されないときは、

当該貯金を 払い戻す権利が消滅 します。

 

貯金額が消滅し 国のものになる事には 間違いないが、

満期から20年2か月なので、あと5年は猶予があった。

 

局員さんが言うには、権利消滅までに通知が届くし、

郵政民営化の時に 通帳を作り替えたのでは?

 

25年前の郵政省時代の話「迷宮入り」となりました。

 

でも 住宅ローン金利が今ほど低くない時代、

少しのお金があれば 繰り上げ返済をしていたので、

こんなお金がある訳がない!という事にしました。

 

郵政省時代に預けた定額貯金など、

全て満期が過ぎており 貯金の権利消滅 待ったなし!

その額は年々増えて、近年は500億円/年が国へ。

 

銀行や 民営化後のゆうちょ銀行は 大丈夫ですが、

亡くなった親の 郵政省の通帳が出て来たりしませんか?

ウチも今一度 チェックをしてみます。