早期リタイア・アウトドア旅行&日常備忘録「還暦プラス」

65歳を待たず早期リタイア後の日常生活・東京拠点 国内外アウトドア&温泉旅行記

御歳暮・天職を全うする後輩は 幸せ者だ。

2023年末 後輩から 恒例の お歳暮が届いた。

彼との出会いは 40数年前にいた 国鉄職場。

飲むと心をひらくタイプだった(当時の若者の姿)

人との絆が深き時代、良く一緒に遊びにも行った。

激動の時代に巻き込まれ 別々の道を 歩む事になったのだが、

仕事は 電車の運転しか 考えられないと、

私鉄に転職 60歳を過ぎて 未だ現役ってのは 彼の天職。

 

ところで、私が最初に入った職場の上司は、

親父みたいな53歳、人情味に溢れる現場上がりで

仕事も人生も経験値が高く、時に猛烈に怒る事があっても、

力が強い 組合とも上手くやれる ベテランだった。

 

次の職場の上司は対象的、鉄道マニア 東大 院卒の28歳。

兄貴みたいな存在で 私は可愛がってもらった。

 

彼のやりたかった 運転に関わる仕事は 幹部候補にはない。

経験値ない若者が クセ者ベテラン職員を まとめる管理者

悩み事を聞いた「俺、間違えちゃったね」と。

年賀状をもらって メーカーに転職した事を知った。

 

まぁ 人生は たいてい思ったように 上手くいかないのだ。

 

そんななか 天職を 最後まで 全うできそうな後輩、

これって滅多にない 人生最高の幸福ではないだろうか。

 

私?やりたかった仕事に 全力投球出来たかは 微妙だが、

役職定年後は「明るく楽しい職場」を展開し、

決定権をなくし 虚脱感はあったものの、

娘、息子世代から 支持を得たのも これもヨシ!と思ってる。